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日の丸マスク製造休止 「政府意向」とSNSでデマ拡散

 2015年から日の丸のロゴ入りマスクを販売してきた愛知県豊橋市のメッシュ製品加工メーカー「くればぁ」に、会員制交流サイト(SNS)などのインターネット上で「政府の意向で日の丸入りのマスクを生産している」との誤情報に基づいたクレームが相次ぎ、同社が製造を休止したことが1日、分かった。

 石橋衣理社長は「政府とのつながりといった事実は一切ない」と強調しているが、ネット上には今も誤情報が残っているという。同社は現在、同じマスクを別のデザインにして製造している。

 同社によると、マスクの商品名は「ピッタリッチ」。再利用可能な高機能マスクで、スポーツの日本代表を応援する意図で、縁の部分に小さな日の丸をワンポイントであしらい15年から販売を始めた。

 ところが国内で新型コロナウイルスの感染が拡大し、マスク不足が深刻になった今年2月下旬ごろから、ネット上で「政府がマスク不足に乗じて日の丸の入ったマスクを作っている」と事実と異なる情報が流れ始めた。さらに「マスクが不足しているのだから、手間がかかる作業より枚数を多くすべきだ」とのクレームの書き込みや、会社への問い合わせが相次いだ。

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