中国から届く「謎の種」が引き起こす恐ろしい犯罪! 詐欺、バイオテロなどの可能性…識者「届いてもSNSに上げないよう」  - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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中国から届く「謎の種」が引き起こす恐ろしい犯罪! 詐欺、バイオテロなどの可能性…識者「届いてもSNSに上げないよう」 

 「注文した覚えのない種子が海外から送られてきた」-。ネット上ではこうした相談が相次ぎ、農林水産省植物防疫所が注意を呼び掛けている。米国や英国でも同様のケースがあり、専門家は「詐欺の一種である可能性が高く、種が届いた場合は個人情報漏洩(ろうえい)の懸念を持つべきだ」と指摘する。

 ネット上の投稿などをみると、封筒にはいずれも「中国郵政」と書かれたラベルが貼られ、品名に「宝石」「指輪」などと記載されていたが、中身は種子だった。中国当局は、ラベルは偽造だと主張している。

 タレントの小川菜摘(57)も身に覚えのない種子が送られてきたとブログなどで明かし、一時は種を植えたが、報道を見て処分し、植物防疫所に報告したという。

 植物防疫所によると、日本国内で身に覚えがない種子が届く事案が確認されたのは7月29日ごろから。植物防疫法では、植物防疫官による検査を受けなければ種子などの植物は輸入ができないとされており、検査合格のスタンプがない植物が届いたら、開封せず最寄りの植物防疫所に相談するよう呼び掛けている。

 米紙ニューヨーク・タイムズの報道では、米国では全50州で中国から身に覚えのない種子が届いた場合は当局に報告するよう警告が出された。英紙デーリー・メールも英国内で数百人のもとに中国から謎の種子が届けられたと報じている。

 種子を送り付ける理由として有力視されているのが「ブラッシング」という行為だ。詐欺被害や悪徳商法に詳しいジャーナリストの多田文明氏が解説する。

 「商品を送りつけ、届いた人物の名義で商品の“やらせレビュー”を書く手口だ。レビューを見て商品を購入した人を被害者とする詐欺行為の一種とされている」

 種子が届いた場合の対応は要注意だ。多田氏は「SNSで画像を上げると、発送元に住所とSNSアカウントを結び付けられる危険性もある」と呼びかける。

 ITジャーナリストの三上洋氏は、通販サイト上で取引する事業主から個人情報が流れた可能性があるとしたうえで、こう警鐘を鳴らした。

 「ブラッシング行為が目的というのは、米オハイオ州の警察署が出した見解であり、諸説ある可能性の一つだ。種子そのものが人体に有害であるバイオテロ説や、周辺の植物に悪影響を及ぼす種子を送った可能性も捨てきれないことも覚えておくべきだろう」

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