なんと韓国が報道! 正恩氏「ペット禁止令」で犬肉鍋店送り 経済悪化、コロナ、洪水原因か - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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なんと韓国が報道! 正恩氏「ペット禁止令」で犬肉鍋店送り 経済悪化、コロナ、洪水原因か

 江戸時代の「生類憐れみの令」は動物などを保護したことで知られるが、現代の北朝鮮では、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が市民のペット飼育を禁じ、犬肉鍋店送りにしていると韓国メディアが報じた。国連の報告では核開発を着実に進めている北朝鮮だが、経済状況はそこまで厳しいのか。専門家が読み解いた。

 「金正恩委員長『ペットを飼うのはブルジョア』…次々と補身湯(ポシンタン)店送り」

 衝撃的な見出しで北朝鮮の惨状を伝えたのは3日付の朝鮮日報(日本語電子版)。補身湯とは朝鮮半島で伝統的な犬肉を使った料理のことだ。同紙は、北朝鮮がペットの飼育を取り締まり、動物園や補身湯店に売っていると報じた。背景には経済状況の悪化があり、消息筋の話としてペットを飼っていた平壌市民は金正恩氏の悪口を言っているという。

 正恩氏は2018年の南北首脳会談で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に北朝鮮原産の豊山(プンサン)犬を送った。父親の金正日(キム・ジョンイル)総書記は愛犬家として知られ、年間に数千万円もの飼育費を費やしていたといわれている。

 北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長の高英起(コウ・ヨンギ)氏は、「ペットを飼育することがブルジョア的であることは間違いないが、ペットの犬は食用にはなり得ないので、記事の真相は不明だ。ペットの飼育を非難することがあったとしても、あくまで新興富裕層への警告を意味するものだろう」と推察する。

 経済の困窮も伝えられる北朝鮮だが、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の下で制裁違反の有無を調べる専門家パネルは3日、同国が核兵器開発を継続しており、核弾頭に搭載するための小型核装置も開発したと複数の国が指摘しているとロイター通信が伝えた。

 高氏は「北朝鮮の経済状況が厳しいことは間違いないが、20年以上前から経済崩壊がささやかれながら現実のものにはなっていないのも事実で、経済と核開発は分けて議論する必要がある」と指摘する。

 新型コロナウイルスも北朝鮮の“爆弾”となりつつある。世界保健機関(WHO)当局者は6日、駐平壌(ピョンヤン)代表からの情報として、北朝鮮が新型コロナウイルス対策として4380人を隔離中だと明らかにした。このうち3635人は、北朝鮮が新型コロナ感染の疑いがあるとした元脱北者と接触した人やその関係者だという。4日付の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は北朝鮮が「非常事態」に直面しているとした。

 一方、5日付労働新聞は、平壌を流れる大同江(テドンガン)流域と開城(ケソン)市近くを流れる礼成江(レソンガン)流域に洪水注意警報が発令され、平壌市などが「最大の緊張状態」で被害防止の対策を立てていると伝えた。前出の高氏は「コロナ以上に集中豪雨が北朝鮮の経済に打撃を与えているのではないか」と分析した。

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