【プーチンの国より愛を込めて】子供の冗談が招いた痛々しい殺人事件 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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子供の冗談が招いた痛々しい殺人事件

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 今回は、最近私たちの街で起こった悲劇をお話ししたいと思います。

 この悲劇は、小さな子供が発した一言のために無実の大人が殺害された事件です。

 悲劇の始まりは、エカテリンブルク郊外に住む23歳の母親が友人と自宅で酒を飲んでいたときからでした。小さい子供たちが部屋にいるとリラックスできないと思った母親は元夫の叔母に電話して、彼女の4歳の娘と現在の彼氏の10歳の娘の2人を翌日まで預かってくれるよう頼みました。

 しかし、離れた場所に住んでいた元夫の叔母は自分では子供たちを迎えに行けないので、車を持っている友人男性ドミトリーに連絡して子供たちを迎えに行ってもらい、ついでに彼が暮らすダーチャ(ロシア式別荘)で翌朝まで預かってくれるよう頼みました。

 翌日ダーチャから帰ってきた子供たちは、昨晩ドミトリーに性的行為を強要されたと母親に訴えました。怒り狂った母親は彼氏を含む5人の男女に連絡を取った後、彼らと一緒にダーチャに向かい、ドミトリーを捕まえて壮絶な暴行を加え殺害しました。

 しかし、その後子供たちの口から誰からも性的被害を受けた事実はなく、それは単なる冗談だったという告白がなされたのです。

 この告白を聞いたエカテリンブルク市民たちは驚きました。なぜなら、子供たちが自分の立場を利用して大人をおとしめてしまう事件はこれが初めてではなかったからです。

 残念ながら、時々無実の人々が小児性愛の疑いをかけられて罰せられるケースがあります。それはしばしば子供が親から罰を受けるかもしれないと察知したときに起こり、子供たちは罰を避けるために別の犠牲者を作り上げてしまいます。

 ですので、この若く攻撃的な母親に育てられた子供たちが常に罰を受ける恐怖を感じていて、性的被害をでっちあげることで母親の怒りの矛先を他の人間に持っていった可能性もありますが、このような事件が頻発すると、大人たちはたとえ親しい友人の子供でも安易に預かることができません。

 現代の世界では道徳の概念は大きく変化しており、子供たちはネット上から大人を懲らしめる方法や親から罰を受けそうになったときの対処法を友達と共有したりしているとも聞きます。

 最終的に、事件後逃亡していた人間も含め、先に拘束されていた母親を合わせた6人全員が逮捕されました。しかし、親切心から悲劇に見舞われた48歳の父であり、よき夫であったドミトリーの家族の傷は一生癒えないでしょう…。

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザー・トモキヒラタと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

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