【プーチンの国より愛を込めて】再びマスク価格上昇「厳戒態勢取る行政府」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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再びマスク価格上昇「厳戒態勢取る行政府」

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 ウラル地方の10月は冬の入り口です。この時期のエカテリンブルクの街は、日中は10℃以下で夜間はマイナスまで気温が下がりますので、人々はしばしば低体温症のために風邪をひき始めますが、今年は風邪の存在をも吹き飛ばしてしまうような状況になっています。

 皆さまもご存じの通り、新たな脅威であるコロナウイルスの感染者は世界中で今も増え続け、ロシア全体でもCOVID-19の流行が始まって以来すでに130万人以上が感染しています。

 最近もほぼ毎日感染者数の記録を更新していて、第2波への警戒が強まるなか首都モスクワなどでは再び公立学校の休校などの措置を取り始めています。

 そのような状況は私が暮らす人口450万のスヴェルドロフスク州でも同じで、現在毎日200人以上の新規感染者が出ており、州全体ではすでに600人以上が亡くなっています。そのうえ、冬にかけてさらに状況は悪化するといわれていますので、州政府は感染の第2波に備え、新たなコロナウイルス対策に乗り出しました。

 たとえば、ショッピングセンターの子供用のプレールームを週末は閉鎖し、スーパーマーケット、ショッピングセンター、公共交通機関など公共の場所でのマスク着用は必須となりました。

 その影響で、こちらでは再びマスクの値段が上がっています。映画館や劇場でもマスク着用のうえ、十分に座席の距離を空ける対策が取られ、収容人数は50%以下となりました。

 これらの場所では常に警察の厳しいチェックが入り、違反者には罰金が課され、場合によってはさらに厳しい罰則が科されます。

 もちろん、すべての公共の場所やオフィスでの体温チェックも依然として義務であり、政府はさまざまな会社組織に対し、少なくとも従業員の30%を在宅ワークにすることを推奨しています。

 もう一つのルールは、海外からの入国者のためのもので、彼らには到着後に空港でPCR検査を受けてもらい、検査結果で陰性が確認されるまで自己隔離してもらっています。

 このように、各地方のより踏み込んだコロナ対策によって感染率を抑えることができると判断したロシア政府は、再度のロックダウンを行わないことを保証しました。

 そして、ロシアのコロナワクチン「スプートニクV」によるボランティアのワクチン接種も続いており、先週には2つ目のコロナワクチン「エピワクコロナ」も発表されました。とにかく、その結果については時間が教えてくれるでしょう…。

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザー・トモキヒラタと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

YouTube : https://www.youtube.com/channel/UC0sottqOcvDqpYRr5AX9PqQ

Website : https://crystalmint.info/

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