【プーチンの国より愛を込めて】イギリスに次ぐお茶の消費国 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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イギリスに次ぐお茶の消費国

 ドブラヴィーチェル、親愛なる日本の皆さま!

 私たちの国で日本といえば神聖な茶道の国としてのイメージがありますが、ロシア人にとってのお茶文化とはなんでしょうか?

 全ヨーロッパではロシアはイギリスに次ぐお茶の消費国です。現在、ロシアの市場に出回っているお茶はインド、スリランカ、ケニアを中心に世界40カ国以上から輸入されており、その消費量はロシア国民の98%が毎日少なくとも1杯のお茶を飲んでいる計算になります。確かに私たちは季節に関係なくお茶を飲んでいる気がします。

 その歴史は、モンゴルの王アルタン・ハンがロマノフ朝初代皇帝ミハイル・ロマノフにお茶を贈った1638年が最初といわれており、中国の都市カラカンからモスクワまでの有名な「グレートティールート」を16カ月間かけて輸送されてきたお茶を飲むことができたのは、当時最も裕福な人々だけでした。

 19世紀になると、輸送手段の発達などによりお茶の価格が安くなって次第にロシア帝国全土に広まり、伝統的な飲み物であるクワスに取って代わることになりました。

 この新しい飲み物を庶民も愛しましたが異文化からきたお茶に否定的な人々は、お茶は健康に有害であり、サモワールを使うことによって火事につながる恐れがある「悪魔のような飲み物」と呼んでいたそうです。

 そのサモワールはお茶を沸かすために伝統的に使用されてきた古代の給茶機で、大きな金属製の容器は保温に適しています。現在も、骨董(こっとう)品としてアンティークモデルと電源がついたモデルの2タイプのサモワールが販売されていますが、その地位は電気ケトルに取って変わられています。

 普段、私たちは毎食の直後、または仕事の合間の休憩にお菓子を友にお茶を飲みリラックスします。もちろん、お菓子は定番のケーキ、ビスケット、チョコレートなどですが、時々はジャムを塗ったトーストや甘いサンドイッチなどもお茶の友になります。

 お菓子といえば、もし、ゲストがあなたを訪ねてきたら、あなたはいつも「お茶を飲みに来てください」という言葉で彼らを招待しますが、ゲストは通常「お茶のための何か」を持ってきます。

 これは彼らがお菓子を持ってくることを意味します。

 こちらでは、誰かとお茶を飲むことは親密へのプロセスであり、意味のあるソウルフルな会話につながることが多いと考えられています。

 ですので、ロシア女性と恋をしたいと思ってる方は、ティータイムでの会話から始めることをオススメいたします(笑)。

 ■ジュリア・ミント 1994年ロシア連邦バシコルトスタン共和国生まれ。エカテリンブルクの医科大を経て、現在は大学院で眼科学を専攻する傍ら、日本人コンポーザー・トモキヒラタと共にノーザンスタイル・ダンスミュージック・ユニット“Crystal Mint”を結成。シンガーとして、主にヨーロッパで活動中。特技は英語、腕立て伏せ。(crystalmint.info)

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