【幸せおじさん製造所】緊急避妊薬の上手な活用必要 薬局販売に賛否 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

記事詳細

緊急避妊薬の上手な活用必要 薬局販売に賛否

 政府が緊急避妊薬(アフターピル)を薬局で販売できるように検討する-というニュースが今秋、流れましたね。

 アフターピルとは、性交渉後に飲む避妊薬です。行為後早く飲むことができれば高い確率で避妊することができるため、避妊が失敗してしまったり、望んでいない性行為をしてしまった女性にとって、とても大切な薬です。とにかく“早く”飲まなければならないのに、現在の日本では産婦人科を受診しなければなりません。このハードルの高さが問題視され、「薬局で購入できるようにならないか」という意見が女性から数多く上がっていました。

 一方で薬局販売について、否定的な意見も少なくありません。「性教育が充実していないため、間違った使い方をするのではないか?」「次も緊急避妊をすればいいや、という安易な考えになってしまうのでは?」「犯罪を後押しする可能性もある」などです。

 確かに、日本の性教育は遅れています。ピルに関しても、避妊に関しても、セックスに関してもしっかりと理解している人は多くはないでしょうし、日本は世界的に誇る質の良いコンドームを生産しているにもかかわらず、実際につけずに行為をしてしまう人も多いです。「アフターピルを飲ませればいいからコンドームをつけたくない」という男性も出てくるかもしれません。

 メリット・デメリット含め、みなさんはアフターピルの薬局販売についての賛否をどう考えますか?

 私としては、もう少しアフターピルが買いやすい環境になれば良いと思います。同時に、購入者が間違った使い方をしないように購入の仕組みを工夫することと、間違った使い方が起きないよう男性にも女性にも性教育をしていく必要があると思います。

 大人も含めた性教育は、これから本腰を入れていかなければいけない分野です。こちらの連載でも、引き続き意外と知らない性に関する知識を読者のみなさんに伝えていきたいと思います。

 ■くどうまおり 津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。

関連ニュース

アクセスランキング

×