【Yes!高須のこれはNo!だぜ】大相撲初場所「両横綱休場」 横審はモンゴル出身力士に厳しいね - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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大相撲初場所「両横綱休場」 横審はモンゴル出身力士に厳しいね

 今年の大相撲も新型コロナウイルス禍で行われることになったね。引き続き観客の入場制限をした上での開催となる。

 今回の初場所で残念なのは、横綱の白鵬と鶴竜が休場してしまったことだ。横綱審議委員からは休みすぎだとして両横綱に対して「注意」が出ている。

 ただ、過去にもっと休んでいた横綱もいたと思うんだよね。ボクとしては、なんだかモンゴル出身の力士に対して厳しい態度を取っているようにも見えるんだ。白鵬も鶴竜も日本国籍をとっているんだから、平等に扱ってほしいよ。

 モンゴル出身の力士は引退後の身の振り方が難しい。相撲のことしか知らないとなるとセカンドキャリアの幅が狭いし、日本国籍を持っていなければ、どんなに実績があっても相撲の世界には残れない。相撲部屋の親方になれないし、親方株を持っていなければ協会でも発言力がないしね。

 鶴竜は優等生だったそうだから、先輩である朝青龍や日馬富士と同じように「相撲なんて関係ない」と、モンゴルに戻って実業家として生きる道もあっただろう。でも彼は、現役で横綱であるうちに日本国籍をとることを選択した。これは、引退後も相撲の世界で生きていくという意思の表れだよね。

 鶴竜は現在35歳だ。近いうちに引退するにしても、その前に一花咲かせたいという気持ちだろう。ビジネスライクに考えたら休場でも給料はもらえるから、休んだまま引退というのもありうるけど、せっかくならわれわれをビックリさせるような復活劇を見せてほしいよね。

 両横綱不在の初場所で優勝争いの本命とされていたのは、綱取りを目指す大関の貴景勝。ただ今回は苦戦しているようだね。それだけプレッシャーが大きいのかな。

 もう1人、ボクが注目しているのは十両の炎鵬だ。初場所は休場しているけどね。彼は小柄ながら必死の努力で大男たちと渡り合っている。体格差はどうしようもないから苦戦が続いているけど、努力を惜しまない姿勢は素晴らしい。相撲ファンとして勇気づけられるよ。ひょっとしたら彼の場合は、優秀な親方になって指導面で本領を発揮するタイプかもしれないね。

 ほかにも初日から休場している力士はいて、その数は戦後最多らしい。いずれにせよ、横綱がいないときこそ下克上のチャンス。今年は若手力士たちの台頭に注目したいところだ。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。「大炎上」(扶桑社新書)、「全身美容外科医」(講談社+α新書)など著書多数。

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