韓国・文政権は北朝鮮の「圧力」に屈したのか 「従北・忖度」人事連発の異常 識者「人事権どころか、国家まで渡しかねない」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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韓国・文政権は北朝鮮の「圧力」に屈したのか 「従北・忖度」人事連発の異常 識者「人事権どころか、国家まで渡しかねない」

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は20日、康京和(カン・ギョンファ)外相を突然交代させた。背景に、金正恩(キム・ジョンウン)総書記率いる北朝鮮の「圧力」を指摘する声がある。文氏はこれまでも「従北人事」を繰り返してきたとされるが、韓国国民は納得するのか。

 「康京和外相更迭…『金与正(キム・ヨジョン)のデスノート』にやられたか」

 朝鮮日報(日本語版)は21日、こんな見出しの記事を掲載した。

 康氏は昨年12月の国際会議で、北朝鮮が「新型コロナウイルスの感染者はゼロ」と主張していることを、「信じがたい」と語った。

 これに正恩氏の妹、与正・党中央委員会副部長は「(康氏は)北南関係に冷気を吹き込ませたくて躍起なのだ」「いつまでも忘れない」と激怒した。朝鮮日報は、これが人事に影響を与えたとの見方を伝えていた。

 こうした、「北朝鮮への忖度(そんたく)」をうかがわせる人事は他にもある。

 与正氏が昨年6月、南北融和の象徴だった開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破した際は、韓国の金錬鉄(キム・ヨンチョル)統一相が「南北関係を悪化させた責任を取る」と辞意表明を迫られた。

 北朝鮮の軍事行動の完全撤回を求めた鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)前国防相は同月、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長に「南北関係は韓国側の態度次第だ」と批判された。文氏は約2カ月後に鄭氏を交代させた。

 一連の人事をどうみるか。

 韓国事情に詳しい朝鮮近現代史研究所所長の松木國俊氏は「文氏の人事は、北朝鮮にすり寄っているように見える。あまりに異常だ。韓国国民が新型コロナと経済不況に気を取られている間に、人事権どころか、国家まで渡しかねない。コロナが収束したときは、抜き差しならない状態になっているのではないか」と懸念している。

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