中国「偽ワクチン」日本上陸か 河野担当相“本物”の国内輸送に取材制限 「テロ、妨害行為あり得る」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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中国「偽ワクチン」日本上陸か 河野担当相“本物”の国内輸送に取材制限 「テロ、妨害行為あり得る」

 コロナ拡大阻止の切り札となるワクチンだが、欧州連合(EU)が輸出を規制するなど争奪戦の様相で、国内の一般接種開始は遅れる懸念がある。国内の一部の企業経営者らはいち早く中国製の「闇ワクチン」を接種しているというが、ここにきて中国で摘発された「偽ワクチン」が国外に輸出されていた可能性が判明した。日本にも上陸していないのか。

 河野太郎ワクチン担当相は2日の記者会見で、EUの輸出規制について「供給に影響が出てきている」と述べた。米ファイザー社製のワクチンは14日にも第1弾が日本に到着し、15日にも厚生労働省が正式承認する流れだ。河野氏はワクチン輸送の「日時、場所については非公開」と述べ、取材も控えるよう求めた。「テロから妨害行為に至るまでいろいろなこともあり得る」と説明した。

 菅首相は2日の記者会見で、医療従事者への接種を「2月中旬にスタートしたい」と述べた。3月中旬からはコロナ関連の約370万人の医療従事者に接種。4月1日以降に約3600万人いる65歳以上の高齢者に始める構想だが、一般の接種は遅れる可能性もある。

 ワクチンをめぐり、恐ろしい話が出てきた。中国外務省の汪文斌副報道局長が2日の記者会見で、中国で摘発された偽ワクチンに関して「関係する国に状況を連絡した」と発言した。具体的な国名には触れなかったが、偽ワクチンが輸出されていた可能性がある。

 中国の警察当局は偽ワクチンを製造、販売したグループを摘発、偽ワクチン3000本余りを押収し、容疑者80人余りを拘束した。昨年9月から生理食塩水を使って偽ワクチンを作り、高値で販売していたという。

 昨年来、中国から国内に持ち込まれ、企業経営者ら富裕層が接種していたという「闇ワクチン」が本物だったのかどうかは不明だが、リスク管理上、問題があることが改めて浮き彫りになった。

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