【Yes!高須のこれはNo!だぜ】危なっかしいバイデン大統領、菅首相は強い指導力発揮を - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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危なっかしいバイデン大統領、菅首相は強い指導力発揮を

 アメリカでジョー・バイデン新政権がスタートした。しかし、バイデンさんがドナルド・トランプ前大統領のような強烈なリーダー像を見せることはないだろう。いわゆる「弱いリーダー」として協調・連携路線をとりながら、アメリカ政治のトップに立つんだ。

 でも危なっかしい大統領であることに変わりはない。毎年、世界が直面する「10大リスク」を発表している国際政治学者、イアン・ブレマーさんが率いる調査会社も、今年のリスク第1位を「第46代米国大統領」としている。国内の分断は続き、リーダー不在の国際情勢が加速するとしているね。

 バイデンさんが高齢のため健康リスクを無視できないということもあるだろう。

 もう一つ、ボクとしてはアメリカが戦争を起こすリスクを考慮しておきたい。過去の歴史を振り返っても、日本に原爆を落としたときのハリー・S・トルーマンさんやベトナム戦争に介入したジョン・F・ケネディさんなど、民主党だった多くの大統領が戦争を起こしてきた。バイデン政権時に新たな火種がぼっ発しないかが心配だよ。

 アメリカの国内情勢は不安定だ。今でもトランプさんを熱烈に支持している人は多いし、彼らはバイデンさんが不正選挙で勝利したと思っている。そもそもトランプ政権以前からアメリカの分断はあったわけだけど、バイデンさんになったからといってまとまることはできないよね。戦争によって団結するかもしれないが、アメリカ人同士が争う南北戦争のような状態になってしまう可能性もある。

 では、日本の菅義偉首相はバイデンさんとどうタッグを組むだろう。ボクとしては、菅さんが誰か自民党の実力派の傀儡(かいらい)じゃなく、本当に自分の思い通りに仕事できているかどうかが心配なんだ。

 バイデンさんは中国に対して強硬な姿勢は保ちつつ、同盟国と協調して封じ込める作戦だといわれている。日本にも親中派の議員が多い中、菅さんはしっかりと歩調を合わせられるだろうか。

 昨年2月、新型コロナウイルスの感染拡大が問題視されていたころ、ボクらは中国人などの日本入国を禁止するよう政府に求める署名を行った。体調が悪い人はもちろんだけど、無症状で入国してもコロナに感染している可能性もあるわけだからね。でも政府の対応は後手に回った。党内親中派の影響力なのか、早い段階での有効な手立ては何もしてくれなかった。

 正式に厳しい入国制限がかかったのは、だいぶ後のことだ。もうそのころには国内で大暴れされて、ウイルスの侵入を防ぐ「水際作戦」どころではなくなってしまった。

 だからこそ、菅さんには強いリーダーシップを発揮してほしいと願っているよ。

 ■高須克弥(たかす・かつや) 美容外科医で医学博士。美容外科「高須クリニック」院長。愛知県出身。日本に「脂肪吸引手術」を普及させた先駆者で、「Yes、高須クリニック」のCMフレーズでもおなじみ。芸能界、財界、政界と幅広い人脈を持つ。「大炎上」(扶桑社新書)、「全身美容外科医」(講談社+α新書)など著書多数。

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