韓国大統領選、どっちが勝っても文氏は“窮地” 野党系は前検事総長出馬へ 与党系は「反日」李在明氏有力 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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韓国大統領選、どっちが勝っても文氏は“窮地” 野党系は前検事総長出馬へ 与党系は「反日」李在明氏有力

 来年3月の韓国大統領選で、29日に前検事総長の尹錫悦(ユン・ソクヨル)氏が出馬を表明する見通しだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権と激しく対立したことで、保守系の人気が高い尹氏だが、怪文書が出回るなど逆風も強まっている。一方、与党系の有力候補も文大統領と距離があるとされ、どちらが勝っても文大統領の行く末は安泰ではなさそうだ。

 

 韓国の世論調査会社、リアルメーターが24日発表した次期大統領候補に関する調査で、尹氏の支持率はトップの32・3%。与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事の22・8%、共に民主党前代表の李洛淵(イ・ナギョン)元首相の8・4%らをリードしている。

 だが、尹氏の支持率は、前回調査から2・8%下落した。検事総長を辞任して以降、最大の下げ幅だという。

 尹氏をめぐっては家族を含めた数々の疑惑が記載されている「尹錫悦Xファイル」が出回っている。中央日報(日本語電子版)によれば、ファイルは約300ページにのぼり、与党支持者の間で認知度が高いユーチューブチャンネルの代表が作成したとされる。尹氏側も5~10人規模のネガティブ対応チーム構成を準備しているという。

 最大野党「国民の力」陣営からの出馬が濃厚とみられる尹氏だが、崔在亨(チェ・ジェヒョン)監査院長も28日、辞意を表明し、野党陣営から出馬するとみられる。龍谷大の李相哲教授は「与党に勝つためには一本化は必須だ」と指摘する。36歳で国民の力の党首となった李俊錫(イ・ジュンソク)氏のかじ取りも注目される。

 7月1日には与党候補として出馬を表明するとみられる李在明氏も、強い反日姿勢を示して、文氏と対立していたことでも知られる。

 前出の李相哲教授は「尹、崔両氏以上に文氏に厳しいのが李在明氏であり、与党が政権を維持できても、文氏らの疑惑が追及される可能性は十分ある。文政権支持者は李在明氏の出馬を避けたいと考えているため、与党もすぐには候補が決まらない状況だ」と分析した。

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