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【中韓サヨナラ…世界の親日国】台湾の市民たちが評価する“日本精神” 韓国とは正反対

ニュースカテゴリ:政治・社会

【中韓サヨナラ…世界の親日国】台湾の市民たちが評価する“日本精神” 韓国とは正反対

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 ★台湾

 世界に親日国・地域は多い。中国や韓国のような「反日・嫌日国家」はむしろ例外で、日本は世界一好かれている国だと言っても過言ではない。アジアをはじめ、中南米やアフリカでも日本は大人気なのだ。

 数ある親日国・地域の中でも、群を抜いているのが台湾だ。東日本大震災で、台湾からの義援金は250億円を超え、世界各国で断トツだ。台湾の人口は約2300万人だから、その親日度がよく分かる。

 日本は日清戦争後の下関講和条約で、清朝から台湾を譲り受け、1945年の敗戦まで約50年間にわたり台湾を統治した。この50年の統治は台湾近代化の基礎を築き、戦後も台湾人から高い評価を受けている。

 日本語世代の代表的親日家が、誰あろう李登輝(り・とうき)元総統だ。私は、李元総統と3回お会いする機会に恵まれた。京都帝大卒で元帝国陸軍少尉の李元総統は、国民党独裁政治を民主化した偉大な政治家だが、気さくな人柄で、今まで2万人以上の日本人と会談している。

 李元総統は「日本よ強くなれ!」と激励の言葉を日本人に送り続けてくれている。「台湾と日本は運命共同体」というのが口癖だ。李元総統はまた、戦死して靖国神社に祭られている兄君の慰霊のために、靖国に参詣されている。靖国神社に祭られている台湾出身の英霊は約3万柱という。

 台湾人の親日感情を最も率直に表した素晴らしい本が、やはり日本語世代の実業家である蔡焜燦(さい・こんさん)氏が書いた「台湾人と日本精神」(小学館)だ。日本精神はリップンチェンシンと発音する。勤勉・正直・順法精神・義理人情に厚いなど、すべて良いことは、この“日本精神”という言葉で表されるという。蔡氏は陸軍の少年飛行兵だった。

 戦前の日本は、台湾よりも朝鮮統治に力を入れた。にも関わらず、台湾人は日本の台湾統治を高く評価してくれている。

 それを代表するのが日本の水利技術者、八田與一(はった・よいち)の造った「嘉南大●(=土へんに川)(かなんたいしゅう)」という、台湾南部の嘉南平野を潤す、巨大な烏山頭ダムと潅漑(かんがい)工事だ。

 現在の馬英九(ば・えいきゅう)総裁は、戦後台湾を占領した蒋介石(しょう・かいせき)一派の末裔で「台湾人意識が弱く、中国人意識が強い」といわれるが、八田の功績をたたえており、台湾の教科書にも「恩人」として登場する。

 戦時中、神奈川県の高座(現在の座間市、大和市など)に、海軍の兵器工場(高座海軍工廠)があり、ここで台湾出身の10代前半の若者たち約8400人が勤労奉仕をしていた。彼らは台湾に帰国後も「台湾高座会」という同窓会を作り、日本に感謝し、若き日の苦労を懐かしんでいる。

 南北朝鮮とは、何という違いであろうか。韓国だったら「強制連行」事件になっていっていたところだろう。

 ■藤井厳喜(ふじい・げんき) 国際政治学者。1952年、東京都生まれ。早大政経学部卒業後、米ハーバード大学大学院で政治学博士課程を修了。ハーバード大学国際問題研究所・日米関係プログラム研究員などを経て帰国。テレビやラジオで活躍する一方、銀行や証券会社の顧問、明治大学などで教鞭をとる。現在、拓殖大学客員教授。近著に「米中新冷戦、どうする日本」(PHP研究所)、「アングラマネー タックスヘイブンから見た世界経済入門」(幻冬舎新書)。

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