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エンゼルス・大谷自身が明かす右肘治療の真実「注射は予防的な意味」 日本ハム関係者は「ネズミない」断言

 日本ハムから米大リーグ・エンゼルスへの移籍が決まった大谷翔平投手(23)。米メディアが右肘の治療を暴露して以来、情報ばかりが一人歩きしていたが、ついに沈黙を破り、自らの商売道具の状態を明かした。

 北海道が爆弾低気圧に覆われた大荒れのクリスマス。札幌ドームで行われた25日の公式記者会見には、約1万3000人のファンが詰めかけ、主役の登場を待った。

 「みんながキミの夢は分かっていました。それでも北海道を選んでくれた-」。長嶋三奈氏の情感たっぷりのナレーション入りVTRに送り出され、栗山英樹監督(56)とともに大谷が登壇。「Long time no see、I’m Shohei Ohtani」と英語で切り出すと、米国に同行する水原通訳が日本語に訳して場内の爆笑を誘った。

 直前に決めた即興劇だったが、登壇後に口パクで予行演習を済ませ、無難にこなしてみせた。

 ファンの大きな期待を背負ったメジャー挑戦。最も気に掛かるのは、一部米メディアが「自身から採取した血小板を使い、組織の修復や再生を図るPRP注射を行っていた」と報じた右肘の状態だ。同時期に日本ハム側から「本人が次のステージに向かう準備に集中するため」として取材自粛要請が出され、これまで大谷が自らの言葉で説明する機会はなかった。

 久しぶりの報道対応。大谷は「右肘も右足首も状態に問題はありません。(注射は)予防的な意味。シーズンが終わって投げる機会もないので」と意図を明かし、「キャッチボールも年内にしてはよく投げられている方なので、エンゼルスからはむしろ進みすぎといわれているくらい」と万全を強調した。

 日本ハム関係者は「米報道では右肘に関節遊離体(通称関節ネズミ)が見つかったとあったが、それはない」と断言。報道よりも実際の損傷の度合いは小さいという。

 5年前に札幌ドームで入団会見を行い、札幌市内の施設を見学した際も北海道は記録的な大雪に見舞われた。大雪とともに現れた平成の怪物は、大雪とともに旅立ち、世界へと打って出る。(片岡将)

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