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【2・9平昌五輪開幕 日本代表マル秘ストーリー】“氷上のこじはる”アイホ女子・藤本が和柄ヘルメットに託した思い 「コリア」と対戦で世界が注目 (1/2ページ)

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 平昌冬季五輪開幕を控え、日本選手団の本隊が4日に韓国入り。悲願の五輪初勝利がノルマで、美女ぞろいと評判の高い女子アイスホッケー日本代表『スマイルジャパン』も現地に到着した。韓国と北朝鮮の合同チーム『コリア』が結成されたことで、にわかに世界中から注目される競技に。14日の予選ラウンドでそのコリアと激突する日本の持ち味は、元AKB・小嶋陽菜似の“氷上のこじはる”こと、GK藤本那菜(28)=デンソー北海道=を中心とする守備力だ。(飯田絵美)

 1年前の2017年2月、五輪最終予選(苫小牧)で豪州、フランス、ドイツに勝利。全勝で五輪切符をもぎ取った。全競技を通じ、日本勢で平昌五輪出場決定一番乗り。守護神として君臨するのが藤本だ。

 北海道札幌出身。6歳から競技を始め、高校生のとき日本代表に選出。14年ソチ五輪では全試合に先発出場。15年3月の世界選手権(スウェーデン)も全試合に出場し、セーブ率93・75%を誇り、日本人選手で初めて個人賞「ベストGK」を獲得した。実力もさることながら、その美貌で知名度を上げている。

 「美女アスリート? いやー、私なんて全然ですよ。もっとぴちぴちした子が代表にはたくさんいますから!」

 本人は照れながら否定するが、インターネット上でも「かわいい」と評判。多くの画像が掲載されファンも多い。

 女子アイスホッケーの国内競技人口(2014年現在)は約1500人に過ぎない。

 「アイスホッケーはまだまだマイナー競技です。顔とか…どんなアプローチでも、アイスホッケーを知ってもらえるのはうれしいことです。それを機に興味を持ってもらえれば」

 アイスホッケーの認知度向上に貢献できるならと、容姿がクローズアップされることも前向きに捉えている。実際には“氷上の格闘技”と呼ばれるほど激しい競技である。

 皮肉にも、その女子アイスホッケーがここにきて思わぬ形で世界中から注目を浴びている。韓国と北朝鮮の合同チーム「コリア」が誕生。4日には結成後初の実戦として現地でスウェーデンと練習試合を行い、1-3で敗れた。

 コリアは韓国の23選手に北朝鮮の12選手が合流し、試合ごとに22選手を選び、うち最低3人は北朝鮮選手にするという変則ルールの下で構成されている。平昌の競技場近辺でも、南北合同チームに対する賛成派と反対派デモがにらみ合う場面もある。

 日本は予選ラウンドで10日にスウェーデン、12日にスイス、14日にそのコリアと対戦する予定。歴史的背景からいって、コリアが日本戦に目の色を変えて挑んでくるのは明らかで“バレンタインデー対決”がヒートアップするのは間違いない。

 そんな宿敵に対しても、藤本は“静”の姿勢を崩さない。札幌学院大大学院の臨床心理学研究科に進学し、相手の心理を読み自分の精神状態をコントロールする技術は蓄えてきた。相手に翻弄されることはない。

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