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羽生結弦、多くのものを代償にして手に入れた五輪2連覇 (2/3ページ)

 ■自宅とリンクを往復する毎日

 ソチ五輪で金メダルをとったときは19才。それからの4年間といえば、多くの日本の若者が大学生としてキャンパスライフを謳歌する、ちょうどそんな頃だろう。友達と遊んだりバイトしたり恋愛したりという、楽しい時間。だが、王者の羽生は違った。

 「日本に帰国した際、地元の仙台でも外出を避け、友達と遊ぶこともありませんでした。外に出る時は常にマスクで顔を隠していました。練習拠点でもあるカナダ・トロントでも同じです。どこにいても注目されるので一切気が抜けず、“芸能人やアイドルじゃない。アスリートとしてスケートがしたいだけなのに…”とこぼすこともありました。人目についてしまうためか、コンサートやスポーツ観戦にも行ったことはありません。

 趣味はゲームやアニメというインドア派なので、カナダでの生活も自宅マンションとリンクを往復するだけ。友人とも会う機会はなく、連絡はメールやLINEのみといいます。そんな生活に、少なからず寂しさはあったと思います」(スポーツ紙記者)

 コーチであるブライアン・オーサー氏(56才)はそんな羽生を見かねて、雑誌のインタビューでこう語っている。

 「劇場に行くのもいいし、もっと人生を楽しんでほしいと思うんです。休みらしい休みを取ったこともないかなと思うので、もっと冒険を追求するかたちで人生を生きてほしい」

 前出のスポーツ紙記者が補足する。

 「オーサーコーチは、“ユヅルは五輪に集中しすぎている。結果も大事だが、たまには楽しんでほしい”とも発言しています。世界の名選手を育てた彼としては、スケートの表現力を高めるためにも友人と思い切り遊んだり、恋愛を経験して成長することも必要だと考えているんです」

NEWSポストセブン
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