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伊調馨は選手なんですか? 至学館・谷岡学長の“暴言”会見が「公開パワハラ」と大炎上

 女子レスリング五輪4連覇の伊調馨(33)が至学館大の栄和人監督(57)からパワハラを受けていたとする告発状が送られた問題で、同大学長で日本レスリング協会副会長の谷岡郁子(くにこ)氏(63)が反論会見を開いたが、「栄氏はパワーのない人間」「彼女は選手なんですか?」と暴言連発で、騒動は鎮火するどころか大炎上となった。

 「私の怒りは沸点に達しました」。15日の会見で谷岡氏は、レスリング部の選手を含む学生らに中傷のメールなどが寄せられ、風評被害を受けていると述べた。

 谷岡氏は告発状に書かれたパワハラの内容をことごとく否定したが、その理由について「(栄氏のような)パワーのない人間によるパワハラが一体どういうものか私には分からない」と述べた。

 もちろん今回問題になっているのは、栄氏から、立場の弱い選手やコーチへのパワハラがあったかどうかであり、栄氏自身のパワーとは何の関係もない。

 谷岡氏は、伊調の練習場所の問題に対して「私が使わせるといえば使うことができる」と発言し、伊調について「そもそも彼女は選手なんですか」「五輪を目指すはずがない人」とまで言い放った。

 弁護士やスタッフを伴わず、1人で言いたい放題だった谷岡氏の会見について、ネットでは「パワハラ体質丸出し」「公開パワハラ」などの批判が相次いだ。

 谷岡氏は1986年、32歳の若さで父親から至学館大学(当時は中京女子大学)の学長の座を引き継いだ。弟も姉妹法人で大阪商業大などを運営する谷岡学園の理事長を務めている。

 2007年には民主党から参院選に出馬し初当選。その後離党し、「みどりの風」の代表を務めたが、13年の参院選で落選し、政界を引退した。

 一連の報道に対する法的措置も示唆した谷岡氏だが、肝心の栄氏によるパワハラの有無について問いただされると、「あったかなかったか分かりません」というにとどめた。

 結局、谷岡氏が大学内で絶大なパワーを持っていることだけが全国に伝わった会見だった。

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