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《zak女の雄叫び お題は「新年度」》選抜初出場の中央学院に伝わる「ノムラの考え」 初戦で優勝候補の明徳義塾と対戦 (1/2ページ)

 新年度が近くなると、選抜高校野球の開幕が楽しみだ。第90回の記念大会となる今年は、例年より4校多い36校が出場し、3月23日から4月4日の日程で行われる。16日には組み分け抽選が行われ、対戦カードが決定した。

 投打ともにプロ注目の選手がそろう大阪桐蔭(大阪)が優勝候補の筆頭だが、昨秋の明治神宮野球大会を制した明徳義塾(徳島)も有力校。この明徳義塾と第3日の第1試合で対戦する初出場の中央学院(千葉)が、個人的には気になっている。

 中央学院は激戦区の千葉県内で長年、強豪校の一つではあったが、甲子園にはあと一歩届かなかった。そんな学校を初の甲子園に導いたのが、2007年秋に就任した相馬幸樹監督。就任直後から「魅力あるチーム作り」を掲げ、改革に取り組んできた。

 中央学院の野球環境はハード、ソフトの両面でそろっている。コーチ陣は、投手コーチ2人、野手コーチ2人、トレーナー3人と専門を分けて採用。生徒がきめ細かい指導を受けることが可能になった。3年前には、知人の協力もあって、野球部寮が完成。寮費などを父母会や後援会が支払うことで運営している。

 野球部の“屋台骨”となっているのが、指導方針をまとめた「マニュアル」。2013年から導入し、「心・技・体・頭」の4つのテーマに分けて、練習方法や日常生活の決まりなどが記されている。約100ページに及ぶマニュアルは、毎年、改訂され、現在、部員はインターネット上からいつでも閲覧できるようになっている。

 これらの環境作りの下地となったのが、相馬監督の社会人野球時代の経験だ。相馬監督はシダックスで投手としてプレーした経歴を持っている。当時、所属先の監督が、ヤクルトや楽天で指揮した野村克也氏。マニュアルには、「ノムラの考え」も書かれているという。

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