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本塁打率が上昇 日米で“飛ぶボール”論争が同時勃発 

 日米で同時に論争が勃発した。24日(日本時間25日)には米大リーグ機構(MLB)が、2015年から本塁打率が上昇している要因は「空気抵抗の減少」にあると発表。科学者で構成された委員会での研究結果によると、球の大きさや重さに違いはなく、なぜ空気抵抗が減ったのかは特定できなかったものの、「ボールの芯の部分がより中心部に位置するようになったから」との説が報告された。

 MLBは今後も委員会の助言を受けるというが、日本でも“飛ぶボール”は過去に何度も物議をかもしてきた。

 21日に都内で行われた労組・日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)側の事務折衝でも、飛ぶボール問題が取り上げられた。

 「選手たちの間では、またボールが飛ぶようになったのではないかという声が上がっている」と労組選手会・森忠仁事務局長が申し入れた。

 これには、NPBの井原敦事務局長が「ボールの反発係数は定期的に調査している。ちょうど最新の調査結果がある。許容範囲内です」と最新の調査結果書を手渡した。実にタイムリーな対応で、選手会側もそれ以上は追及しなかった。

 メジャーと日本プロ野球の使用球はメーカーも革質も違うが、同じ時期に“飛ぶボール”が取り沙汰されるとは、できすぎた偶然の一致だ。(江尻良文)

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