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巨人、西武・炭谷獲りなら山口俊問題どうなる?

 来季5年ぶりのV奪回へ背水の陣を敷く巨人が、弱点の捕手補強として、FAの西武・炭谷銀仁朗(31)獲りに動くとみられている。炭谷が会長を務める労組・日本プロ野球選手会は他人事ではない。

 というのも、巨人・山口俊投手が昨年7月に起こした暴行事件に対する球団処分を巡り、都労委での選手会VS巨人・日本野球機構(NPB)の闘いが継続中だからだ。

 「年内に決着は無理でしょう」と選手会関係者は長期戦の見通しを口にする。今回の申し立ての経緯を改めて振り返ると、病院の警備員に対する暴行事件で警視庁から傷害と器物破損の疑いで書類送検された山口投手は、その後不起訴処分に。だが、球団側からはシーズン終了までの出場停止と1億円以上の罰金、減俸処分を科された。

 これに対し、選手会は過去の事例と比較して処分が重すぎると、NPB、巨人に再検討を要求したが、受け入れられず、不当労働行為として都労委に申し立てた。「今回の処分が前例となり、今後も同様のケースで重い処分が繰り返される可能性がある」というのが選手会の主張だ。

 昨年12月に労組・日本選手会会長に就任している西武・炭谷が、巨人にFA移籍したら、今回の都労委申し立てに関してどんな余波が起こるか、予測不能だ。グラウンド外でも巨人・炭谷から目を離せなくなることは間違いない。(江尻良文)

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