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多くのプロが採用するライン読み「プラムボブ」 地面に対して垂直に体を傾けるとより正確に

★(6)パターラインの読み方編

 「肝心なことは目に見えない」

 これはフランスの作家サン=テグジュペリの『星の王子さま』の言葉です。

 パッティングのラインがスライスなのか? フックなのか? はたまた、真っすぐなのか? 上りか? 下りか? 一生懸命目で見ようとしても、簡単には見えません。

 まして、ゴルフ場の設計家は周りの風景や気候などを巧みに考え、簡単には読めないように設計する技術を持っています。ラインを読み切るのは容易なことではありませんが、人は何かを信じなければ前に進むことはできません。それが例え過ちでも、自分自身が決め、信じる会心のパットさえできれば、外れたとしても悔いはないでしょう。

 その1打で人生が変わるプロゴルファーたちは0・1%でも確率を上げる努力をしています。アダム・スコット(豪州)や朴仁妃(韓国)が片目を閉じて、人さし指をかざしてラインを読む「エイムポイント」などの方法が近年注目を集めました。

 青木功、片山晋吾、谷口徹がパターを垂らして片目を閉じて読む「プラムボブ」も有名なラインの読み方で、多くのプロが採用しています。今回はこれを説明しますが、まず最初に『上りは等倍、平坦は2倍、下りは3倍』と覚えてください。

 グリーンの速さはスティンプメーター9フィートで考えます。カップとボールを直線で結び、ボールから3歩ほど後ろに下がってその直線上に立ってください。そのとき足で傾斜を感じ、地面に対して垂直に体を傾けるようにするとより読みが正確になります。

 次にグリップを親指と人さし指で持って、きき目のみでパターのネックがボールに重なるように合わせると、フックラインならシャフトがカップの右に、スライスラインならカップの左にズレて見えるはずです。

 上りなら、そのシャフトのズレ幅と同じだけラインを膨らませて狙いを決めます。ちょうど垂らしたパターのグリップエンドの方向にボールを打ち出す感じになります。平坦ならズレ幅の2倍、下りならズレ幅の3倍の方向へ打ち出してください。30センチほどオーバーのタッチならカップインするでしょう。

 ぜひ、次回のラウンドで試してみてください。新年は少し基礎から離れて、個別の事例をお話しします。(モデル・野田すみれプロ)

 ■山本幸路(やまもと・こうじ) 1974年北海道生まれ。2000年にツアーデビューし、07年に関西オープンで優勝。レッスンプロとして東京都・恵比寿の「GOLF PLUS」に在籍。CS番組「ゴルフ革命」(日テレG+)に出演しているほか、雑誌でも活躍中。

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