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3横綱全員“引退危機”だ! 北の富士氏が激辛批評!「皆勤できるか分からんな」

 北の富士勝昭氏(76)=元横綱=が、現役3横綱について厳しい見解を示した。

 7日に横綱審議委員会の稽古総見が両国国技館内の相撲教習所で行われたが、初場所(13日初日=両国国技館)に進退をかける稀勢の里(32)は不安を残す内容だった。まず大関豪栄道に勝ち、横綱鶴竜と4番連続で取り1勝3敗。その後豪栄道を押し出し、通常なら勝った力士はそのまま取り続けるが、倒れた際に俵に左足を打って計6番で切り上げた。

 稀勢の里は「動きは悪くない。いい稽古ができた。9月の総見(4勝4敗)よりもよかった」と納得の表情だったが、視察した北の富士氏は「前に出ようという気持ちがあったし、一見元気そうだけど…長続きしない。すぐ音をあげちゃう。状態は思ったよりもいいが、あれでは15日間持たない」と手厳しかった。

 昨年末のNHK特番「大相撲この一年」でも、北の富士氏は「ここまでくると、これ以上稀勢の里に甘い考えは持てない。彼は日本人横綱で大事な横綱ではあるが、それはそれとして、過去の横綱に顔向けできるような辞め方がある」とバッサリ。かつての横綱の栃錦、佐田の山が優勝翌場所に引退したVTRを流し、まるで稀勢の里に引退を勧告しているかのような内容だった。

 改めて北の富士氏に真意を確認すると、「今場所途中休場なんてことになったら3人とも『引退か!?』となってくる。みんな同じような運命にあるんじゃないの? 今年も皆勤できるか分からんな」。稀勢の里だけでなく、休場明けで33歳の白鵬、鶴竜も土俵際に追い込まれていると指摘した。

 稽古総見での鶴竜は7勝3敗とまずまず。白鵬は小結御嶽海に3戦全勝、関脇貴景勝に5戦全勝で、イキのいい若手の挑戦をはね返した。

 鶴竜は昨年、初場所で11勝を挙げて引退危機を乗り越え、春、夏場所では初の連続優勝を果たしたが、名古屋と九州では休場。白鵬も6場所中4場所で休場し、稀勢の里の陰に隠れてはいるものの、とっくに進退問題が浮上していてもおかしくない状況だ。それぞれ生き残りをかけた1年が始まる。(塚沢健太郎)

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