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シード落ち某プロの「正月風景」に思う

 今年は自宅での寝正月だった。手持ち無沙汰でSNSを眺めていたら、某プロの奥さんが、楽しそうな正月風景をアップしていた。

 (ああ、やっぱり…真実は打ち明けていないんだな)と俺は察した。

 昨年ツアーの終盤戦でのこと。都内近郊で行われたトーナメント会場へ、その奥さんは旦那の応援に駆けつけた。

 旦那の様子がこれまでとは何か違うと感じ、良く知る女性トレーナーに「何かあったの? 知っているならすべて教えて」と懇願したのだった。

 女性トレーナーは、知っている限りのことを告げた。ライを改善する悪癖が治らず、師匠とは疎遠になり、しまいには顔を合わせてもあいさつさえしなくなったこと。プロの間で一人浮いた状態になってしまい、そんな状況で好成績を収められるはずもないこと。一発逆転をしない限り、シード落ちが確定しているそんな選手の帯同キャディーをしても稼げないから、バッグを担いでくれるプロキャディーはめっきり減ったことも話したのだ。

 それでも人の良いプロキャディーが終盤戦は担いでいた。そのキャディーについては、「たとえライを改善しても見て見ぬふりするタイプだから」という噂さえ流れたほど。実は俺は、そのキャディーに問いただした。「分かっていますよ。でも、言えませんよ。一種の病気だし」という返事だった。

 某プロはシード落ちし、ファイナルQTでも成績を出せず、今季は下部ツアーが主戦場となった。「QTが終わるまでは見守る」とその某プロの奥さんは言っていたが、結局、夫婦で膝を突き合わせて話すことはしなかったのではないかと思う。なぜなら、ツアープロとしては生きていけないことをし続け、周囲からの信用も無くしたにも関わらず、正月からニコニコ笑顔で家族だんらんとはいかないはずだからだ。

 ツアーで何勝も飾った実績にさえ、不信感を覚えてしまう。いっそのこと、頭を丸めてみそぎの謝罪記者会見を開き、ゼロからやり直す覚悟を示してほしい。このままでは、どん底へまっしぐらとなるばかりだ。瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず。ルール改正となった今年、俺はこの格言を肝に銘じた。

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