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ザンダー・シャウフェレ 最新飛ばしスイング会得するには「地面反力」と「最小限のスライド」

★トーナメント・オブ・チャンピオンズ優勝

 優勝者だけが集まったトーナメント・オブ・チャンピオンズでザンダー・シャウフェレが最終日に劇的な大逆転優勝を遂げた。

 ボギースタートだったが、その後2イーグル、8バーディーを奪って11アンダーの62(コースレコードタイ)をマーク。通算23アンダーまで伸ばして、首位でスタートしたゲーリー・ウッドランドを1打差でかわしてのシーズン2勝目(通算4勝目)だった。

 178センチ。米ツアーでは、けっして大柄な選手ではないが、最新スイングで飛ばす。どこが最新かというと、大きな特徴がふたつある。ひとつは、地面反力を最大限に活用すること。もうひとつは、ダウンスイングでの腰、ヒザのスライドを最小限にして太い軸でターンすることだ。

 この最新スイングを真似しようとしたとき、多くの日本人ゴルファーには、邪魔になる動きが潜在している。

 まず、<バックスイングでは左肩をできるだけ大きく、深くターンさせること>。

 次に<バックスイングでは右サイドに、ダウンスイングでは左サイドに体重を移動させること>という意識と実践である。

 これをやっている限り、最新スイングには絶対に近づけない。

 アイアンはもちろんドライバーでも、アドレスでは、やや左足に体重がかかる状態でセットアップする。ここでは、その感覚を強くするため、アドレスで左カカトをわずかに浮かせた構えからのドリルを紹介しておきたい。

 左カカトを着地させないようにバックスイングするには、左肩をターンさせるのではなく(右に重心が移動してしまう)、右肩甲骨を背骨に近づけるように右肩を後方にターンさせる。ダウンスイングでは、左腰をスライドさせるのではなく、左ヒップを真後ろに引く。

 こうすると、左ヒザが伸びる。ヒップターンを速くするほど伸びる力は強くなるから、インパクトでつま先立ちの格好になるケースもある。

 実は、重心移動も、左肩ターンも、別の動きからくる結果であって、自分から動かすものではない。最新スイングを真似るには、意識の大転換が必要になる。

 ■ザンダー・シャウフェレ(Xander SCHAUFFELE) 1993年10月25日生まれ。米カリフォルニア州ラホイヤ出身。サンディエゴ州立大卒。高校時代からJ・スピースらと競い、2015年プロ転向。米ツアールーキーの2017年「ザ・グリーンブライアークラシック」で初優勝。同年のプレーオフ最終戦「ツアー選手権」で2勝目を挙げ、17年年間ポイント3位。18年15位。母は台湾出身日本育ち、父はフランスとドイツ人で元十種競技のトップアスリート、祖父はプロサッカー選手。178センチ、75キロ。趣味は旅行。

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