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イチローは東京ドームでは終わらない!?「できないと思っている人々をギャフンと言わせたい」 3月20・21日MLB開幕戦

 3月20、21日に東京ドームで行われるMLB開幕戦2試合を最後に、現役引退が濃厚といわれるマリナーズのイチロー外野手(45)だが、今季終了まで現役を続ける可能性が取り沙汰され始め、米メディアの一大関心事になっている。

 アスレチックスとの東京ドーム開幕戦は、ベンチ入り枠が25人から28人に拡大される。人気薄のカードのため興行的にイチローのスタメン出場は不可欠といわれる。

 そんな中、米経済誌フォーブスが「イチローは2019年、マリナーズでプレーする準備をしている。それは日本での2試合だけではないようだ」と興味深い見方を示した。

 同誌によると、イチローの代理人ジョン・ボッグズ氏は「イチローはその年齢としては信じられない、素晴らしい体調を維持している。今年も日本でひとりホテル住まいをしながら練習に励んでおり、今季のベンチ入りを望んでいる」と明かしている。

 もともと50歳まで現役がイチローの希望。昨年は開幕直前、マリナーズの外野陣に故障者が相次いだことから急きょメジャー契約を交わしたが、わずか15試合出場、47打席で44打数9安打、打率・205。球団会長付特別補佐の肩書と引き換えに、昨季いっぱい選手としてプレーすることを諦めた。

 しかし、今オフのマリナーズはチームを解体。「2019年は後退、2020年に競争力をつけ、2021年以降にワールドシリーズを狙えるチームにする」という青写真で、今季はいわば“捨てシーズン”。「100敗するのではないか」といわれるほど弱い。となればなおさら、老雄イチローに挑戦の場を提供しても罰は当たらないだろう。

 マリナーズのディポトGMは「(今季開幕3試合目以降の処遇については)まだわからない」とし、「(日本での)2試合で7安打したら、今季3戦目も彼が出場するチャンスはある」と語った。本気とも冗談ともつかない談話だが、春季キャンプではつらつとしたプレーを見せ開幕戦でも結果を出せば、イチローを外す理由はなくなる。

 地元紙シアトル・タイムズも「開幕3試合目からの処遇はオープン戦での調整ぶりに加え、他選手の状態など複数の要素に左右されるが、球団史に残る名選手を入れてもいいのでは」と提言している。

 イチロー自身も昨年末にトヨタ自動車の豊田章男社長のラジオ番組に出演。「もうできないと思っている人々をギャフンと言わせたい」と現役続行に意欲満々だった。

 イチローの勇姿をもう1年フルに見たいファンは多いが、メジャーの剛速球投手の前に空振り三振を繰り返す姿を見たいかどうかは疑問の残るところ。いずれにせよ、その去就がこの春の最大の話題の1つだ。

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