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日本一監督・吉田義男氏が挙げた「阪神逆襲」のキーマン

 阪神で1985年の日本一と87年のリーグ最下位の両方を経験したOBが集う毎年恒例の『天地会』が15日に神戸・有馬温泉の料理旅館「旅篭(はたご)」で開かれ、当時の監督、“よっさん”こと吉田義男氏(85)が、昨季最下位からの浮上のキーマンを指名した。

 金本前監督の3年間では優勝という結果こそ出なかったものの、吉田氏はチームの核となり得る若手は育ち始めたとみている。「去年も外から見たら1強5弱。2位も最下位も一緒です。その点、今年はそのチームよりも非常に楽しみですな」と楽観的だ。

 大山、藤浪とともに名前を挙げたのが、2016年新人王の高山俊外野手(25)だ。

 昨季は自己最少の出場出場45試合止まり。打率・172、1本塁打と精彩を欠いた。本人は600万円減の年俸3200万円で契約を更改後、首脳陣が刷新されたことをプラスにとらえ「自信はある。目指す方向性が固まっている」と“逆襲宣言”をぶち上げた。

 吉田氏も一昨年に球団史上新人最多安打(136本)を放った“虎の安打製造器”の復活が、優勝争い参入には不可欠と断言。「チームスローガンの『ぶち破れ! オレがヤル』ではないが、彼にはぜひとも殻を破ってもらいたい。首脳陣からやらされるのではなく、競争のなかで自分からやらないといけない」とハッパをかけた。

 吉田氏の見立てでは、今季から外国人枠を外れ日本人として出場できるメッセンジャー以下、昨季芽を出し始めた望月、才木、2ケタ勝利の経験がある秋山、3年連続不振から復活を期す藤浪まで、投手陣の陣容はそろっている。2月1日の春季キャンプ初日には、例年足を運ばないブルペン視察を敢行するつもりだという。それだけにパンチ力不足の打線に、プリンスの復活が期待されるわけだ。(山戸英州)

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