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ボールを打ちまくり、感覚に合ったスイングの“再現性”を高めろ! 練習量が自分の「師匠」

 昨年ツアー賞金王の今平周吾の元にマスターズの招待状が届いたという。こいつは春から縁起が良いね。

 それに刺激されたわけではないが、72歳を過ぎたこんな俺でも一日置きに練習場へ足を運んでいる。どんなに寒い日でも、雨や雪が降っていても必ずクラブを握っている。

 俺の練習法は、まずサンドウエッジでボールを20球ほど打って体をほぐし、次にピッチングウエッジで20球、その次に7番アイアン、ユーティリティー、そしてドライバーでも20球打つのが基本だ。

 すべてフルスイングだが、ウエッジでもドライバーでもトップスイングとフィニッシュでクラブが同じ位置に収まるように振ることを意識している。どのクラブでも同じように振ることができれば、プレッシャーが掛かっても「いつもの練習の時のようにフルスイングすればいい」という自信につながるからだ。

 「どんな練習をしたらうまくなりますか」とアマチュアゴルファーから尋ねられると、俺はいつもこう答えている。

 「自分が振りたいようにスイングしてみて、どんなボールが飛び出すかをチェックする。それから様々な振り方をして、良い球が打てた時のスイングを再現するようにすればいい」

 レッスン本に書いてあるスイングや他人から教えられた振り方は、自分に適しているとは限らない。むしろ、合わないことの方が多い。手っ取り早く上達する方法などなく、ボールをたくさん打ちまくり、自分の感覚に合ったスイングを見つけ出すしかない。見つけ出したら、そのスイングの再現性を高めていく。それが練習だ。

 ボールの一点を注視して打ち、どんなスイングをしたらどんな球になるのか。その気づきが上達のエキスとなる。

 今週の俺に言わせろ。

 「練習量が自分の師匠」だ。俺の弟子たちには、さらにこう付け加えている。「他人よりも一球でも多く打て」。ゴルファーは持って生まれたスイングがあり、それを見つけ出せば必ずうまくなる、強くなる。そのためにも練習だ。

 今平はどのクラブでもグリップ拳1個分くらい短く握って打っている。自分で見つけ出した最良のスイングをするには、それがベストだと豊富な練習で気づいたのだと思う。今年初戦のソニーオープンでは33位。マスターズでの活躍が楽しみだ。

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