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稀勢の“最後の稽古相手” 貴景勝「生きざま学んだ」

 ★大相撲初場所4日目=16日、東京・両国国技館

 引退した稀勢の里の最後の対戦相手となったのは、3日目の栃煌山だが、最後の稽古相手は、先場所初優勝した貴景勝(22)だった。

 場所前の9日の二所ノ関一門の連合稽古。稀勢の里が貴景勝を指名し、9番取って8勝1敗と圧倒。「随分よくなった。本場所までに上げてくるだろう」と解説者の北の富士さん(元横綱)が太鼓判を押したほどだったが、フタを開けるといいところなく3連敗。貴景勝との対戦もないまま引退してしまった。

 「横綱とはしゃべったこともないけど、いろいろ勉強させてもらった。生きざまというか心意気というか精神面でね。場所中なので、人のことを言っている余裕なんかないけど、最後に稽古をつけてもらえたことは忘れてはいけないと思う」

 この日は世代交代の象徴のような、御嶽海との若手全勝対決だったが、右を差されて寄り切られ今場所初黒星を喫した。

 豆タンクのような体形と、めったに笑顔を見せないまん丸の仏頂面がトレードマークだが、「貴景勝、かわいい」と女子たちの人気を集めている。控えに座るとき、足を曲げて前傾し、そのままポトンと腰を落とす。その座り方がなんともかわいいらしい。本人には「尻の筋肉の硬さとか、体のバランスが座った瞬間にわかる」とそれなりの理由がある。

 稀勢の里の精神を受け継ぐ新時代のリーダーとしても期待できそうだ。

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