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イチロー氏VS松井秀喜氏“監督対決”の現実味 ON後継者の“第3ラウンド”に期待!

 元米大リーグ・マリナーズ外野手のイチロー氏(45)の現役引退で、3年後の夢対決に期待が膨らむ。ONの後継者として、イチロー氏と松井秀喜氏(44)の監督対決が現実味を帯びてくるからだ。

 「監督は無理。人望がないから」。引退会見でイチロー氏はこう言い切ったが、日本人メジャーリーガー初の米野球殿堂入りが確実視されているカリスマ性は、今どきの選手たちにとって最高の魅力になる。

 日本球界でスター選手になれば、次はメジャー入りを目指す選手が多い。それだけにイチロー監督が誕生すれば、求心力は想像を絶するものになるだろう。

 現役時代に大リーグの通算記録を超える868本塁打を放ったソフトバンク・王貞治球団会長の名前を知らないメジャーリーガーはいない。その王会長がソフトバンク監督時代の2006年、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)第1回大会で日本代表監督を務め、奇跡の世界一を達成。その時に「イチロー君が日の丸にあんな熱い思いを持っているなんて、初めて知った」とリーダーシップを絶賛している。

 その王会長が、イチロー氏の監督問題に関して「見てみたいけど、少しは解放してやろうよ」と配慮しているのも、充電後のイチロー氏のセカンドキャリアに期待を寄せているからこそだろう。

 イチロー監督が誕生すれば、日本球界時代、さらに日本人メジャーリーガーとしても最大のライバル関係にあった松井氏との“第3ラウンド”が期待される。

 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督が監督時代に手塩にかけ育成したゴジラ松井。メジャーリーグの名門中の名門ヤンキースでも中軸を打ち、日本人メジャーリーガー初のワールド・シリーズMVPを獲得している。

 長嶋氏は「一日も早く巨人・松井監督の姿を見たい」と待望しているが、今季4年ぶりに復帰した原辰徳監督の3年契約が満了後の2022年というのが現実的な線だろう。イチロー氏が充電生活を終えるにも、ちょうどいい頃合いだ。

 毎オフ「日本に帰ってくるなら、オリックスの監督に」とラブコールを送り続け練習場を開放してきた古巣オリックス・宮内義彦オーナーの恩義に報いるのか。それとも尊敬する王会長のいるソフトバンクで指揮をとるのか。二者択一はその時の2チームの状況にもよる。いずれにせよ、“ゴジラ・ジャイアンツ”との対決が待望される。(江尻良文)

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