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白鵬「理事長」協会乗っ取り野望 外国出身枠撤廃で幕内総モンゴル化…八角執行部との対立激化必至! (1/2ページ)

 大相撲初の外国出身理事長誕生への第一歩でもあるのか。大相撲の横綱白鵬(34)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、宮城野部屋=が先週、モンゴル国籍の離脱を同国政府に申請したことが判明。日本国籍取得を視野に入れた手続きとみられ、年内にも帰化が認められる可能性が高い。史上4人目の一代年寄、将来的には日本相撲協会理事長就任の野望が現実味を帯びるが、不祥事連発の白鵬には、協会内に拒否反応を示す親方も多い。国技・大相撲の将来像にも大きな影響を与える可能性がある。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

 「今この時点でこうだ、ああだというのは早い」

 17日に都内の巡業先で報道陣に囲まれた白鵬は慎重に言葉を選んだが、「あとは結果を待つだけ」と手応えありげでもあった。2007年に日本人の紗代子夫人と結婚していることもあって、帰化自体に障害は全くない。

 1968年メキシコ五輪のレスリングでモンゴル初のメダリスト(銀)となった国民的英雄で、日本帰化に反対していた父・ムンフバトさんは昨年4月に死去。喪に服す期間も過ぎた。

 ただ、なぜこのタイミングで、この動きが明らかになったのかに関しては、さまざまな憶測を呼んでいる。

 17日付の複数のモンゴル紙が白鵬の国籍離脱申請を報じており、「十中八九、白鵬サイドから出た話だろう」とみる親方もいる。

 白鵬は2017年九州場所の千秋楽で観客に万歳三唱を促し、相撲協会理事会から厳重注意を受けたのにも懲りず、春場所千秋楽(3月24日)の優勝インタビューで観客とともに三本締めを行ったことが問題視され、来週開催の臨時理事会で処分を受ける見通し。

 なんらかの処分を受けた不祥事の数では、一般人への暴行事件をきっかけに引退した元横綱朝青龍の25件に次ぎ、白鵬も今回で23件目。協会内で白鵬に注がれる視線は厳しさを増している。

 「厳罰を求める声も上がっているが、このタイミングで日本国籍取得へ具体的に動き出していることが明らかになれば、多少なりとも印象が良くなると考えたのかもしれない」(大相撲関係者)という見方もある。

 外国人出身力士が現役引退後に親方として相撲協会に残るには、日本国籍が必要。過去にモンゴル出身で日本国籍を取得したのは、元旭天鵬(友綱親方)、元朝赤龍(錦島親方)、元時天空(故人=元間垣親方)、元翔天狼(春日山親方)の4人。白鵬は1年以上前から友綱親方に相談していたという。

 さらに、史上最多の優勝42回を誇る白鵬は引退後、顕著な実績を残した横綱だけが現役時代のしこ名を名乗ることが認められる「一代年寄」となる可能性もある。過去の一代年寄は大鵬(優勝32回)、北の湖(同24回)、貴乃花(同22回)の3人で、白鵬は実績面だけなら申し分ないが、“不祥事のデパート”ぶりはネックになりそうだ。

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