阪神・鳥谷「巨人入り」の怪情報 大本命ロッテが“出来レース”払拭狙い暗躍? - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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阪神・鳥谷「巨人入り」の怪情報 大本命ロッテが“出来レース”払拭狙い暗躍?

 阪神は今季レギュラーシーズン最終戦の9月30日・中日戦(甲子園)に勝利し、リーグ3位でフィニッシュ。試合がなかった広島を抜いて、奇跡のクライマックスシリーズ(CS)大逆転進出を自力で決めた。

 試合後、矢野燿大監督(50)は努めて冷静に振る舞った。1敗したら即CSアウトの日々を乗り越え、ギリギリでAクラスに滑り込み「現状、強いチームとはいえないと思う。だからこそ内面が大事。最後にこういう戦いができたのは、チームとして成長できる」とうなずいた。一方、すでに阪神退団を明言、この日チームが引き分けか負けなら、縦じまのユニホーム姿が「見納め」になるはずだった鳥谷敬内野手(38)も、試合前から注目度が高かった。

 サプライズ演出でチームメート全員が背番号「1」のTシャツ姿で練習。7回に代打で登場すると、割れんばかりの歓声が沸き起こり、直後の8回から定位置の遊撃を守った。試合後には「鳥谷コール」に応え、再びグラウンドへ現れるシーンも。普段はクールな男も「今までで一番の歓声じゃないですか」と虎党の熱過ぎる声援に感慨深げだった。

 とはいえ、鳥谷が現役続行を明言している以上、今後の話題は移籍先。大本命とされるのは、以前シーズンオフに自主トレを一緒にやっていた井口資仁監督(44)率いるロッテだ。

 事情を知る球界関係者の1人は「2人とも現役だった頃から師弟関係にあり、今でもその絆は強い」。だが井口監督は、球団フロントの意向で、鳥谷ともポジションが重なる、別の某ベテラン選手の獲得を求められている事情があり、「両者(井口監督とフロント)がどこで折り合いをつけるかで鳥谷獲得の実現度が変わる」という。

 また、先日はある大物阪神OBが鳥谷の移籍先の有力候補として4球団を挙げたという報道が流れた。前出関係者は「鳥谷とも親しいOBで、複数球団の争奪戦となれば、契約の条件は上がるからね」とみている。

 ここに来て“怪情報”も飛び交い始めた。5年ぶりのリーグ優勝を果たした原巨人の参戦だ。

 「ロッテ周辺が“出来レース”という印象を払拭するため、あえてインパクトのある巨人の名前を出して情報を流していると聞いた」との声もあったが、一方で巨人は実際に、昨季オフにも中島、岩隈らピークを過ぎた他球団の“元主力”を引き取りチャンスを与えた。他球団より好待遇を提示できる資金力もある。鳥谷は阪神とは半ば「こじれた」状態で退団するだけに万が一、宿敵・巨人入りとなれば、衝撃度は高い。

 親しい関係者によると、移籍先に求める条件として「何年かプレーした後、後輩の育成に携わりたいと考えている」とされる。チームが“下克上”で1985年以来の日本一を目指しひた走る最中、鳥谷問題はどう着地するのか。(山戸英州)

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