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鈴木と浅村は絶好調なのに…侍打線の“明暗”くっきり 清水コーチが訴える「振る大事さ」

 「プレミア12」の侍ジャパン打線は、“勝ち組”と“負け組”で明暗くっきり。シーズン同様の豪打を見せる鈴木誠也外野手(25)=広島、浅村栄斗内野手(29)=楽天=と、その他大勢はどこが違うのか。

 12日の米国戦(東京ドーム)で痛い1敗。稲葉篤紀監督(47)は「全責任は私にある」と選手をかばったが、なかなか目覚めない打線に頭が痛いことだろう。

 6安打3得点でなんとか逆転勝ちした前日11日の豪州戦に続き、この日も7安打で3得点止まり。試合前ミーティング30分前に、コンディション不良で相手の予告先発が急遽、変更されるアクシデントもあったが、しっかり結果を出した選手もいるのだから、言い訳にはならない。

 ここまで3戦連続本塁打の鈴木は、フェンス直撃の長打2本に2四球と絶好調。6番に座る浅村も3打席連続適時打で援護射撃した。だが、前後を打つ近藤、吉田がいずれもブレーキ。清水雅治外野守備・走塁コーチ(55)=阪神=は「実際のところ、調子がいいのは誠也しかいない」と頭を抱える。

 短期決戦に復調を待つ猶予はない。打開策として、清水コーチが訴えるのは「振る大事さ」だ。

 「(初対戦で特徴が)分からない投手は、とにかく打ちにいかないとタイミングが取れないよ。誠也や浅村のように、何でも振っていける人が結局、いい結果が出るのかなと思う」

 もちろん闇雲に、来た球にバットを出せばいいというものではない。今季セ・リーグ首位打者の鈴木は、出塁率・453(同1位)、103四球(同2位)を誇る。浅村も打率こそパ・リーグ15位の・263だが、出塁率・371(同9位)、93四球(同2位タイ)。

 甘い球は初球から仕掛ける好球必打と、ボール球には手を出さない選球眼。両方を兼ね備えた打者が短期決戦向きということか。稲葉監督は次戦の13日のメキシコ戦へ、「もう少し考えていく必要がある」と打線のテコ入れを示唆。国際試合に強いのは誰かも見極めた上でベストオーダーを組まねばならない。(山戸英州)

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