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“風雲急”森保ジャパン 「兼任体制」は3月が正念場か

 サッカー森保ジャパンが“風雲急”を告げてきた。日本サッカー協会の定例技術委員会が29日、行われ、関塚隆委員長(59)は「これからは成果を積み上げるとき」と今後も森保一監督(51)の「兼任体制」をサポートしていくことを確認した。

 しかし森保監督にとって3月の国際Aマッチデー(23日~31日)が天王山だ。五輪代表はキリンチャレンジ杯の南アフリカ戦(27日・京都)、コートジボワール戦(30日・福岡)。A代表はW杯アジア2次予選(26日・ミャンマー戦=豊田、31日・モンゴル戦=アウェー)。3月に両カテゴリーで指揮を執るには31日のモンゴル戦だけが間に合わない。

 昨年11月には“苦い失敗”があった。この時はA代表のアウェー・W杯2次予選(対キルギス)を2-0で難なく乗り切ったが、ホームで五輪代表のキリンチャレンジ杯(対コロンビア)は0-2と完敗。その2日後にA代表の同杯(対ベネズエラ)は1-4で連敗。この2試合が森保兼任体制に疑問符を投げかけるきっかけに。関塚委員長も「いろいろ(意見は)出た」と認めた上で、この日の技術委員会では東京五輪本大会でメダルを取れなかったら「退任すべき」という声も挙がった。

 3月の天王山に向けて森保監督は「五輪代表を指揮をしたい」と希望。関塚委員長は「森保監督がどの試合を指揮するかはこれから」と言葉を濁したが「2月の技術委員会までははっきりさせたい」とした。技術委員会では苦肉の策として、兼任ではなく森保総監督体制案も浮上している。

 3月五輪代表戦は「ともに東京五輪出場を決めている強敵」(関塚委員長)。もしこの2試合を落とすようなことになれば、森保監督の責任論が今度こそ本格化する。

 森保ジャパンを生かすも殺すも、歴代日本代表にあって何も決められないと揶揄され続けてきた技術委員会のサポート体制が命運を握っている。(夕刊フジ編集委員・久保武司)

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