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エンゼルス・大谷翔平「二刀流」の行方は… 慎重路線の球団とマドン監督の構想には温度差? 「今年1年もまだリハビリだと思っているが、その中で結果を」 (1/2ページ)

 米大リーグは12日(日本時間13日未明)にキャンプインを迎え、一昨年の右肘手術から投打の「二刀流」復活を目指すエンゼルスの大谷翔平投手(25)はアリゾナ州テンピで始動した。投手としての復帰が可能となる5月中旬から二刀流復活となるが、大谷は「今年1年もまだリハビリだと思っている」と慎重な様子。3年目の二刀流の行方は-。

 バッテリー組の初日となったこの日、大谷はウオーミングアップの後、グループを離れてケージで打撃練習を50球。その後、最長40メートルのキャッチボールなどを行い、二刀流を意識したスタートとなった。

 練習後の大谷は落ち着いた様子。「シーズン中もある程度、制約がある中でやる感じになる。今年1年もまだリハビリだと思ってその中で結果を残したい。たいへんだがしっかりやることはやっていきたい」と、二刀流復帰に向けた意気込みを静かに語った。

 また、11日に死去したヤクルト監督などを務めた野村克也氏に、「厳しい意見をいただいたこともあるが、温かい言葉をかけてもらった。ストレートな言葉をもらえるのですごく勉強になった。成長させてもらった」と感謝を述べる場面もあった。

 球団もあくまでも慎重路線だ。ビリー・エプラー・ゼネラルマネジャー(GM)はキャンプ入りを前に、「大谷は開幕から打者としてDHで出場させるが、手術の影響などを考慮して、投手としてメジャーのマウンドに上がるのは5月中旬を目指している」。

 新監督に就任した“名将”ジョー・マドン監督も「彼は世代を超えた才能の持ち主。今後、長く活躍する選手を育てるには、軌道に乗るまで辛抱強く見守らなければならない。我慢がカギだ」とフロントの意向に沿う発言をしている。

 だがマドン監督は球界屈指のアイデアマンとして知られる。5月以降の起用法にはフロントと温度差があり、二刀流が可能になった場合、創造的な起用法を想定している様子だ。

 マドン監督は就任後には「大谷が投手として先発した際に、DHを返上して大谷に打席に立たせる真の二刀流」を提案。また外野手としての起用や、週に5回程度のDHとしての出場も視野に入れた発言をした。

 「そうすれば年間でさらに50打席は増やすことができる」「ファンもそれを熱望するのではないか?」「選手を割れ物のように扱ってはならない」「大谷は厳しい試練を乗り越えてきた。リハビリを終えて、今はベースボールをプレーするときだ。彼は特別な存在なんだ」と前向きな発言を続けている。マドン監督は二刀流の先駆者ベーブ・ルースを意識しているようだ。

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