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サイン盗み問題、日本プロ野球“衝撃”の裏面史 ビジター戦では真っ先にカメラや盗聴器探し…打者の両太ももに器具を装着する伝達法も (2/2ページ)

 その後も球界の裏面史として、疑惑が浮かんでは消えてきたサイン盗みが、厳しく取り締まられるようになったきっかけは、98年12月2日の西日本新聞のスクープだ。

 地元球団ダイエー(現ソフトバンク)のスパイ行為疑惑を報じたもので、97年5月頃から98年6月までダイエーの球団職員が球場内のモニターを見て捕手のサインを解読。無線で外野席のアルバイト学生に球種を伝え、学生がメガホンを立てるなどして打者に合図を送っていたとした。

 パ・リーグは特別調査委員会を発足。99年1月18日に「疑惑を完全には払拭できない」と結論づけ、ダイエー球団社長らが職務停止の制裁を受けた。同時に川島コミッショナーが「試合中、外部からベンチへの情報伝達の禁止」など6項目を12球団に通達した。

 それから20年余。メジャー同様、日本でも疑惑はくすぶり続けている。数年前の監督会議では、パ・リーグ某球団の首脳陣がライバル球団のコーチを名指し、「正々堂々やりましょうよ」とサイン盗みを公然と批判すると、他球団も同意した。ベースコーチが捕手のサインを盗み、二走を介して打者に合図を送る手法だったという。

 大混乱のキャンプインを迎えたアストロズを、日本球界も他山の石とする必要がある。

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