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ソトに続いて…巨人に新たな“ハマの天敵” DeNAの新外国人、オースティン2打席連発!

 巨人は16日、今春初のオープン戦(那覇)でDeNAの新外国人野手に2本塁打含む3安打を献上した。昨季13被弾を許したソトに続いて、“ハマの天敵”が襲来か。

 「1球目はボール自体甘かったが、2球目は僕の力負け。(コースに)投げ切れたと思っているが、ボールの弱さがあったのか」。DeNAに今季加入したタイラー・オースティン外野手(28)に、2打席連発を許した先発の高橋は首をひねった。

 メジャーデビュー戦でも初打席初本塁打を記録した通算33発の大砲に、日本での実戦初打席で初球の外角高め直球をバックスクリーン右に運ばれた。2打席目はベンチの指示で内角を攻め続け探りを入れたが、今度は器用に肘をたたまれてインハイの直球を左中間へ。

 高橋は「真っ直ぐに強くてパワーがある。これからの対戦に向けてしっかり研究しないといけない」と分析したが、3打席目は2番手古川が変化球をとらえられ左前打。衝撃デビューの引き立て役に回った。

 それでも宮本投手チーフコーチは「よくぞ、いろんなところに投げてくれた。チームにとってはプラスになる。よくぞ、いろいろ暴いてくれた。料理のしがいがありますよ」とニンマリ。いくつかの球種やコースを試したことで、早くもオースティン攻略に手応えをつかんだ口ぶりだ。

 確かにオープン戦で打ちまくりながら、開幕までに丸裸にされて消えていった助っ人は数知れない。一方で心もとないのが、昨季は同じDeNAのソトを徹底マークしながら、なすすべなく13本塁打、31打点と打たれまくった点。ソトはこの日も2安打と、今季も天敵になりそうな気配だ。

 他球団スコアラーは「DeNAの外国人に関しては、ラミレス監督の存在が大きい。日本で成功した人の話だから素直に耳を傾ける」と指摘。ラミレス監督が来日1年目で適応できたのは、野村克也監督の薫陶を受けたヤクルト首脳陣から、相手の投手よりも捕手の配球を研究するよう勧められたのがきっかけだ。

 日本での成功は母国ベネズエラでも知れ渡り、同郷の巨人の新助っ人パーラも「向こうでは有名人だから。久々に会えてよかった」と試合前に表敬訪問。かつて野村ヤクルトが巨人を大いに苦しめたように、名将の遺産を引き継ぐラミレス監督の教えを受けた助っ人たちが、時代を超えて原巨人の前に立ちはだかる。(笹森倫)

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