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プロ野球、開幕メドも“超変則”日程! ポイントは「捕手」のワケ

 プロ野球12球団代表者会議が22日、オンラインで行われ、政府が25日に首都圏と北海道の緊急事態宣言を解除し次第、開幕日とシーズン日程を決めることで一致。6月19日が有力視される開幕後は、移動による感染リスクを減らすため、異例の同一カード6連戦が検討されている。超変則日程はペナント争いにどう影響するのか。

 「来週月曜に(緊急事態宣言が)解除されたら、われわれのスケジュールを皆様にお話しできる」と、期待感をにじませた斉藤惇コミッショナー(80)。提言を受けてきた専門家チームに再三、移動リスクを注意喚起されてきただけに、オープン戦に相当する練習試合は「極力、移動をしないということを考えた案を考えている」。中日以東の8球団は関東に、残り4球団は関西に集まり、6月2日から14日までに12試合を行う。

 6月19日開幕に照準を合わせた公式戦では、別の方法でリスクを減らす。開幕から5カード程度をめどに、同一カードを6連戦にして移動頻度を抑える方向だ。

 通常の3連戦から倍増する影響について、本紙評論家の須藤豊氏(元大洋監督、巨人ヘッドコーチ)は「先発6枚がすべて当たるから、投手力の差が如実に出るだろう。それでも先発投手の登板は1試合だから、打たれても切り替えられるが、捕手はきつい。『また今日も打たれるのか』と悪いイメージを引きずってしまう。6連戦は捕手をどう使うかがポイントになる」と分析する。

 打者にしても、捕手との戦いに比重が増すことはしかり。「捕手のリードで抑えられた打者は、とことん弱点を攻め続けられることになる。いつもなら、相手の勢いにのまれても3連敗で済むところが、大連敗になる危険がある」と指摘する。

 特に須藤氏が注目するのが、強打を売りに巨人で主戦捕手候補に挙がる大城卓三(27)だ。セ・リーグ連覇を狙う原監督は「飛び抜けて成長できる可能性は、今年は大城が持っているのでは」と大きな期待を寄せるが、まだ3年目で守備面では経験値に不安がある。須藤氏は「6連戦でもつかな? 小林や炭谷との使い分けが重要になるだろう」とみている。(片岡将)

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