“四球病”巨人・沢村の存在理由 「あかん…」登板と同時にSNSでファンが不安の声 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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“四球病”巨人・沢村の存在理由 「あかん…」登板と同時にSNSでファンが不安の声

 1日のDeNA戦(東京ドーム)の終盤、G党にとって悪夢となった惨劇。演出したのはリリーフ陣のリーダーだった。

 1点リードの8回。4番手で沢村拓一投手(32)が登板すると、SNS上には「あかん…」「先頭四球だけはやめてくれ」などとファンの不安の声があふれた。

 果たして予感は的中。先頭の代打乙坂に四球を与え、続く柴田は三振に打ち取ったものの、代打・楠本にまたも四球。瞬く間に出した2人の走者を残し、マウンドを後にした。酷な場面で登板した高木は内野安打で満塁とされ、オースティンに走者一掃の右越え三塁打を浴びて万事休した。

 攻守交代後もベンチで呆然の沢村。原辰徳監督(61)は隣に呼びつけると、自軍の攻撃を横目で見ながらこんこんと説教した。その最後には呆れ気味の笑みさえ浮かべ、試合後にも「かー、もう。四球というのは計算できないよね。計算していたら出せない。沢村がリーダーなんですから、何とかしてもらいたい」と苦言を並べた。

 宮本和知投手チーフコーチ(56)も「監督からベンチで呼ばれていましたね。話としては、四球で崩れていくようでは試合にならなくなるというところ。私からも彼の存在理由、居場所がなくなってしまうと言いました」と手厳しかった。

 沢村の背信投球で、先発メルセデスの今季初白星はフイに。すでに25日の広島戦(東京ドーム)でも、犠打による1死のみの3安打1四球で3失点し、先発桜井の今季初白星を消している。

 こんな不安定な右腕に勝負どころを託さざるを得ない継投は、弱点を自らさらけ出すようなものだ。抑えのデラロサ、セットアッパーの中川までは盤石だが、この日は相手の上位打線との巡りから、中川を7回に前倒しで投入。だが8回を乗り切るカードが、1枚足りなかった。

 ブルペンの救世主として待望されるのが、昨季32試合に登板して火消し役を担った大竹寛投手(37)だ。右肩故障から1軍復帰間近だが、「彼の中で連投を試したいところがある。そこはないものねだりというかね」と指揮官。大竹が合流予定の週明けまでは、背番号「15」の怪投を祈るような思いで見守るしかないのか。 (片岡将)

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