殴る、蹴る、暴言の悪態…部屋閉鎖の中川親方、不適切指導の詳細 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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殴る、蹴る、暴言の悪態…部屋閉鎖の中川親方、不適切指導の詳細

 2階級降格の懲戒処分と、部屋の閉鎖が決まった中川親方(元幕内旭里)。その不適切指導の詳細が明らかになった。

 昨年2月に部屋で弟子Aに対し、ちゃんこをこぼさず運ぶように注意した際、顔面を拳で1回殴打。春場所中に宿舎に届いた荷物を、部屋へ転送する手配で不手際があったと立腹し、あぐらで座っていた弟子Bの背中を1回蹴り、左顔面を平手で1回叩いた。同じ場所中、弟子Bがタクシーで宿舎へ向かう間に居眠りしたことなどに腹を立て、宿舎に戻ってから正座をさせて説教。腹を3回蹴り、胸部を拳で2回殴打した。さらに昨夏、出稽古から戻りあいさつした弟子Cに対し、浴衣の帯の結び方が汚いなどと注意し、左こめかみ付近を拳で1回殴打した。

 また、この弟子3人に「ぼんくら」「クビにするぞ」「殺すぞ」「本当にうざいんだよ」などの暴言を繰り返していた。

 相撲協会は、指導者が暴力を振るったことは重大で、部屋を運営させるべきではないと判断。ただし、暴力は拳などで道具は使用せずケガもないこと、深く反省した中川親方から真摯に謝罪された弟子たちも厳罰は望んでいないことなどから、部屋の閉鎖で相応の制裁を受けたこともあり、退職勧告や解雇は免れた。

 委員から年寄に降格した中川親方は、時津風部屋に転籍し部屋付き親方に。部屋の9力士は1人が引退、他は6部屋に分かれての移籍が決まり、“一家離散”となった。

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