阪神“ズッコケ助っ人”続出 再昇格ガンケルが1試合も投げずに2軍落ち - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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阪神“ズッコケ助っ人”続出 再昇格ガンケルが1試合も投げずに2軍落ち

 今季超異例の“助っ人8人体制”を敷いた阪神に、またも暗雲が立ち込めている。12日に再昇格したばかりのジョー・ガンケル投手(28)が14日の試合前練習中に腰の張りを訴え、登録抹消された。

 ガンケルは6月24日のヤクルト戦(神宮)に先発し、4回3失点KO。中継ぎとして戻ってきたが、1試合も投げずにUターンする緊急事態だ。

 14日のヤクルト戦(甲子園)は6-3で逆転勝ち。今季19試合目にして初めて最下位を脱出したが、矢野燿大監督(51)はガンケルについて「ちょっと投げられない。3日待てる状況ではないので抹消した。(中継ぎ陣が)1人いないのは痛い…」と表情はさえなかった。

 救援陣ではエドワーズが右肩を痛め2軍調整中。野手ではマルテが4日の広島戦(マツダ)で左ふくらはぎの張りを訴え、11日に降格した。

 これまでは開幕ダッシュに完全に乗り遅れた“戦犯”として、主砲のボーアがヤリ玉に挙げられていたが、チームトップの4本塁打を放つなど徐々に存在感を見せている。開幕を2軍で迎えたサンズも、不振の福留の代わりに左翼での先発が続いており、こちらも14日の一戦では猛打賞と、調子を上げてきた。

 近年、阪神の助っ人勢は「投高打低」。野手で当たりはゴメス、マートンくらい。一方で投手はメッセンジャーをはじめジョンソン、ドリス、マテオ、呉昇桓らが活躍してきた。

 他球団の編成担当からも「貧打に困っているのに、当たりは投手ばかり。現場は気の毒だね」と同情される始末だったが、ここにきてお得意の助っ人投手で一軍は“代魔神”のスアレスだけ。「藤川、能見らに続く、若手投手陣が伸びるまで時間がかかり、苦戦しそう」という状況だ。

 当面は、指揮官が2軍監督時代に苦楽をともにした3年前のドラ1の馬場や浜地、望月ら教え子で急場をしのぐしかない。 (山戸英州)

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