JOC山下会長「借金してでも金メダル30個」 財政難と東京五輪で頭がいっぱい - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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JOC山下会長「借金してでも金メダル30個」 財政難と東京五輪で頭がいっぱい

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(63)が14日、就任1年に当たっての記者会見を開いた。

 「これからは2カ月に1度、私から必ず記者会見を行います」と異例のコメントでスタート。昨年6月、JOC会長に就任して真っ先にした仕事が理事会の完全非公開だった。1989年にスタートしたJOCはこれまで公開が原則で、完全非公開は批判も浴びていた。

 2年目を迎える山下会長が会見を開いた理由は、JOCの財政難と東京五輪開催について正確な情報を発信するためだ。

 財政難については「きわめて深刻な状況」(山下会長)としている。新型コロナウイルスの影響でスポーツ界全体がストップ。「(予定していた)収入の45%が不透明な状況。来年は(JOCが)借金をすることを考えなければいけない」とうつむいた。

 それでも山下会長は自身が掲げた東京五輪での金メダル30個の目標を「変えるつもりもない」と宣言。と言いつつも「来年の五輪は簡素化しないと国民のみなさんが納得しない」「細かい契約があって障害になっている」。来年の東京五輪開催に向けて不安の残る会見は予定通り1時間で終了した。

 山下会長の地元熊本は大雨により大災害に見舞われている。「JOCで支援活動の予定はないのか」と聞かれると「常に頭にはある。でも今は申し訳ないがNF(競技団体)のことでいっぱい」と、ここでもうなだれるばかりだった。 (編集委員・久保武司)

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