ダルビッシュ“サイ・ヤング賞予想”も…不安ちらつく「ジキルとハイド」 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

記事詳細

ダルビッシュ“サイ・ヤング賞予想”も…不安ちらつく「ジキルとハイド」

 米大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手(33)が、20日(日本時間21日)のホワイトソックスとのオープン戦で先発し、相変わらずの「ジキルとハイド」ぶりだった。今季はどちらの顔を多く見せるのか。

 開幕前最後の調整となった大事なマウンド。1回は制球が甘く次々と打たれ、ヒメネスに満塁弾を打たれたるなど、いきなり5点を献上した。しかし、その後は96マイルの速球に切れのあるスライダーで4回まで無失点。全く別人の内容だった。

 その潜在能力は今季も高く評価され、米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が開幕を控えて掲載した記事「10の大胆予想」では、真っ先に「ダルビッシュがサイ・ヤング賞を獲る」とした。「大胆予想だから10のうち3つくらいは当たってほしい」と前置きのある記事だったが、活躍を予想するのは「昨季後半に見せた制球力の改善」が根拠だという。

 昨季ダルビッシュは6勝8敗、防御率3・98。春先は制球が定まらなかったが、オールスター以降は81回2/3を投げ118奪三振、7四球で防御率2・76と安定していた。特に8月は5回先発して42奪三振で1四球という素晴らしい内容だった。

 ジ・アスレチックは「昨季ここまで劇的に制球を改善した投手はいない。“シーズン後半のダルビッシュ”が短いシーズンでフル回転すれば、期待はますます高くなる。しかもこれまで10種類の球種を駆使していたが、スプリームという新球まで加えた」とした。

 この新球をダルビッシュは6月、自身のSNSで「これがスプリームです。150キロは出ます」と動画で公開。打者の手元で急に沈み込むツーシームとスプリットの間の球という。自在に操れれば、レンジャーズ時代の2013年に逃したサイ・ヤング賞(2位)も夢ではないかもしれない。

 一方であまり評価していないメディアもある。CBSスポーツの予想でサイ・ヤング賞候補の1番手は昨季14賞4敗、防御率3・26、215奪三振だったドジャースのウォーカー・ビューラー(25)。ダルビッシュの名前はなかった。

 なお、ジ・アスレチックの大胆予想はほかに、「投手の継投によるノーヒットノーランが3度達成」「15盗塁以上する選手は出ない」「秋山翔吾外野手が加入したレッズがプレーオフに進出」などが挙げられた。

アクセスランキング