【ドーパミンゴルフ】自分のゴルフスタイルに合ったボールの選び方・前編 カバー、アウターコア、インナーコアの素材、硬度の組み合わせで変わる - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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自分のゴルフスタイルに合ったボールの選び方・前編 カバー、アウターコア、インナーコアの素材、硬度の組み合わせで変わる

 道具選び編のトリは「ボール」です。ボールなんて全て同じなんじゃないかという声も聞こえてきそうですが、そんなことはありません。

 糸巻きのリキッドセンターというボールが無くなったので、以前よりも選択肢が減りました。しかし、それでも素材や構造、ディンプルパターンなどがありますから、弾道の高低、スピン量や打音、手応えなどボールの種類はさまざまです。

 元々、ゴルフの起源は、石コロを杖で打ち、ウサギの掘った穴にどちらが少ない打数で入れられるかという遊びでした。そのときボール代わりになっていた石コロは、その後飛ぶように羽毛を皮で縫った野球ボールのような時代を経て、今のボールの原型となる樹脂を固めたガッタパーチャボールができました。

 さらにツルツルの表面より使ってへこんだボールの方が飛ぶという発見から、ディンプルを入れるようになり、30年ほど前はディンプルの数は432個以上にまで増えました。その後、シームというボールを作る工程で左右の金型のつなぎ目を縦に合わせて打つ方が飛ぶということが分かり、ディンプルの数が少ない方が空力抵抗が下がるということに着眼されました。現在では330個前後が、スピン量的にプロたちに最もバランスが良いとされ愛用されています。

 練習場で打つボールは耐久性に優れている一層構造のワンピースが多く、現在多く売られているコース用のボールは3層構造のスリーピースか4層構造の4ピースが多くなっています。5層構造まで作られましたが、複雑になると層の間に亀裂が生じて割れやすかったりするため、飛距離と耐久性を考えた現在の形に落ちついています。

 大きく分けるとボールは表面のカバー、アウターコア、インナーコアの三層からなります。カバーは傷つきやすく、グリップ力のあるウレタンカバー(スピン系)と、それより硬く、また反発力が大きく、傷が付きにくいアイオノマカバー(ディスタンス系)があります。

 カバー、アウターコア、インナーコアの素材、硬度の組み合わせでボールの基本機能、性能に違いが生じてきます。

 次回はさらに構造と性能、そして、どんなタイプの人はどのようなボールが良いかを説明していきます。

 ■山本幸路(やまもと・こうじ) 1974年北海道生まれ。2000年にツアーデビューし、07年に関西オープンで優勝。レッスンプロとして東京都・恵比寿の「GOLF PLUS」に在籍。CS番組「ゴルフ革命」(日テレG+)に出演しているほか、雑誌でも活躍中。

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