【勝者のワザ】メモリアルトーナメント優勝のジョン・ラーム 体力、筋力、関節可動域の広さに個人差 最適なトップポジションを見つけよう - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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メモリアルトーナメント優勝のジョン・ラーム 体力、筋力、関節可動域の広さに個人差 最適なトップポジションを見つけよう

 メモリアルトーナメントで逃げ切り優勝を果たしたジョン・ラームが、ロリー・マキロイを抜いて世界ランキング1位の座に着いた。

 グリップ位置が右肩の高さというコンパクトなトップポジション。そのとき左手は掌屈し、手首が盛り上がった格好になっている。トップポジションは高い方がいいのか、コンパクトな方がいいのか。アマチュアゴルファーにとっては、素朴な疑問であろう。しかし、問題は、大きさ、高さには、個人差があるということだ。各人に最適ポジションがある。

 最適ポジションとは、「そこから振り出すと、最もスピードが出て、ジャストミートしやすく、最大エネルギーをボールに伝えられる位置」である。

 体力、筋力、関節可動域の広さなどによって、この最適ポジションは異なる。これが個人差ということになる。そこで、自分にとっての最適ポジションを探すには、いろいろな高さを試す必要がある。間違いやすいのは、プロのトップを見て、それを真似しようとすること。合う人もいるが、少数派である。自分のトップは自分で見つけるようにしよう。

 ラームのコンパクトなトップポジションも、いろいろ試した上で見つけたものだ。ここで、手首の角度との関係も明かしておきたい。スクエアグリップのラームは、トップで左手が手のひら側に折れた掌屈状態になっている。こちらのタイプは基本的にコンパクトなトップになりやすい。同じ格好になるダスティン・ジョンソンのように、それでも大きく高いトップになる選手もいるから絶対ではないのだが…。

 逆にトップで左手首が甲側に折れる(背屈)人は、高く、大きなトップを作りやすい。ババ・ワトソンは、その代表格といえよう。そこで、どんどん大きくしてしまうと、戻すのにエネルギーを使い過ぎてスイングスピードを落としてしまったり、バランスを崩してジャストミートできなくなってしまう傾向がある。こちらにもまた個人差があるということだ。

 練習(素振りでもいい)で、どんなポジションから打つのが、最もタイミングよく、スピードが出てジャストミートしやすいのかを探し出す。大切なテーマではある。

 ■Jon Rahm 1994年11月10日生まれ、スペイン・バリカ出身。米アリゾナ州立大進学で渡米。在学中にカレッジゴルフで11勝を挙げ、世界アマランク1位。2016年にプロ転向し、翌年「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で米ツアー初優勝。米通算4勝。欧州ツアーなどでも活躍し通算6勝。飛距離が最大の武器。サッカースペイン1部ビルバオのファン。188センチ100キロ。

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