矢野阪神が中日に負けられぬワケ 首脳陣に中日OBがズラリ - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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矢野阪神が中日に負けられぬワケ 首脳陣に中日OBがズラリ

 阪神は26日の中日戦(ナゴヤドーム)で逆転勝ち。このカードの勝ち越しを決め、今季の対戦成績も5勝4敗とした。今季の矢野阪神には、竜に負けられないと燃えまくる理由がある。

 1点を追う8回、打者一巡の猛攻で5点を奪い逆転勝ち。大喜びの矢野燿大監督(52)を始め、ベンチの1軍首脳陣には中日OBがズラリと並んでいた。

 清水ヘッドコーチ、新井打撃コーチ、筒井外野守備走塁コーチ。さらに今季から井上一樹打撃コーチ(49)が入閣した。球界関係者は「特に井上コーチは決断するのは大変だったと思う」と慮る。

 「中日の与田監督とはドラフトの同期で仲も良く、矢野監督とも親しかった。でも選手、指導者ともに中日ひと筋。名古屋でも定期的に野球評論家としての仕事があったが、すべて置いて大阪で勝負するわけだから。結果が出なけりゃ、『何やってるの?』と言われかねない。オファーを引き受ける際、与田監督にもしっかり仁義を切って、縦じまのユニホームを着たのだから、そらもう、必死だよ」

 阪神OBからも「阪神ドラゴンズ」と揶揄されるほど、中日色が濃い矢野阪神の1軍首脳陣。さらに昨秋と今春のキャンプでは竜のレジェンド、山本昌氏を臨時コーチに迎えている。

 中日側も「うちのことを知っている人が多々いるわけで、負けてられませんよ」と意識は強い。今季最初の竜虎対決となった、6月30日からの3連戦では阪神が3連敗。ホームで迎えた17日からは逆に3連勝を飾った。そしてこの日は、中日出身で球界最年長の福留が値千金の同点打。再び貯金生活に舞い戻った。

 今後も宿敵巨人との伝統の一戦だけでなく、両者のプライドをかけた竜虎戦にも注目だ。(山戸英州)

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