巨人・沢村、くすぶる先発再転向案 勝ちパターン継投外れ2軍降格…ぶり返した制球難、配置転換が刺激に!? - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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巨人・沢村、くすぶる先発再転向案 勝ちパターン継投外れ2軍降格…ぶり返した制球難、配置転換が刺激に!?

 先発とリリーフを行ったり来たりしながら、いつの間にか生え抜き投手ではチーム最年長に。巨人にはもう、沢村拓一投手(32)の働き場所はないのか。

 「リリーフのなかでやっぱり彼は勝ちゲーム、大事なところで投げていてほしい。今はそうではないというところですね。そういうポジションになって戻ってきてくれと」。26日に2軍行きとなった沢村について、原監督はそう言及した。

 かつてのセーブ王は今季、リリーフ陣のリーダー格として期待されたものの、不安定な投球が続いて13試合で防御率6・08。抑えのデラロサが左脇腹肉離れで離脱すると、原監督から代役に指名されたが、期待に応えられず勝ちパターンの継投からも外された。

 球団フロントは火の車のブルペンの手当てに奔走。楽天との交換トレードで獲得した変則左腕、高梨は首脳陣の信頼を得つつある。さらに26日には育成選手の田中豊を支配下登録。押し出される形で、沢村が1軍のブルペンから去った。

 10年目の投手が今更、ファームで鍛え直したところで、投げてみないと分からない制球難を克服できるとは思えない。チーム内では「もう先発しか居場所がないんじゃないか」と消去法的に配置転換を勧める声もある。

 ただし、この手は昨年すでに試している。18年オフに再々登板した原監督が先発転向を打診も、守護神復帰を望む沢村が拒否。ところが昨春キャンプの実戦で制球に苦しみ、改めて先発での再調整を命じられた。4月に1度先発して2軍に再降格後、夜の街での暴力沙汰が発覚。火事場の馬鹿力を期待した指揮官の思惑から、みそぎの中継ぎフル回転に至った。

 1年たって危機感が薄れたのか、ぶり返した制球難。箸にも棒にもかからない現状を考えれば、再びの配置転換が刺激になる可能性はある。今季も最速158キロを記録した剛腕が、キャリアの大きな壁にぶち当たっているのは間違いない。

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