東京ドーム、感染対策万全も“カゼ”にご注意!? 空調は1・5倍増強 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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東京ドーム、感染対策万全も“カゼ”にご注意!? 空調は1・5倍増強

 巨人は28日、DeNA戦(東京ドーム)で12球団で最も遅く本拠地で有観客試合を開催。感染対策を随所に施し4915人の観客を集めた一戦は球場内外で大きな変化がみられた。

 かつて「巨人の攻撃時だけ追い風が吹いている」と陰口をたたかれたドームの空調は、感染対策の重要な要素だ。この日から場内の換気機能を1・5倍に向上。巨人・今村球団社長は「風を感じられる球場。合言葉は『プリーズ・ブリーズ』(風をどうぞ)」と銘打った。言葉通り、強力な空調でスタンド内には常に風が吹いているように感じられたが、半袖姿のファンからは「めちゃくちゃ寒い…」と戸惑いの声。飛沫が空気中に滞留する心配は少ないが、風邪をひく心配はある。

 万全の対策を施した球場内に対して、球場外では温度差が感じられる。

 最寄りのJR水道橋駅職員は「普段の8分の1以下の5000人なので、さほどの混雑はなさそう。東京ドームと都の交通局と連携して、交通機関の分散をお願いするポスターを張り出しています」。そこまで大掛かりな対応はとっていないのが実情だ。

 新型コロナウイルス対策連絡会議では専門家チームから「球場近くの居酒屋やスポーツバーで3密状態がみられる」と指摘された。

 東京ドームシティ内にある「MLB Cafe Tokyo」の伊藤岳義エリアマネジャーは「5000人とはいえ、ありがたい。確実に人の流れが変わっています」と人心地ついた様子。ドーム内でのアルコール販売は当面の間見合わせの方針。これによって「お客さまの行動に変化が出ています。球場内でお酒が飲めないので、周りで飲んでから球場に入る方が多い。試合前のアプローチがより重要になりそうです」と伊藤マネジャー。状況を逆手に、ひそかに生き残りを図っている。

 球場の中も外も変容が迫られるウィズ・コロナのシーズン。東京ドームにご来場の際はぜひ、長袖のご用意を。 (片岡将)

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