NBA“巨大無菌室”で31日再開 費用は160憶円超にも - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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NBA“巨大無菌室”で31日再開 費用は160憶円超にも

 米プロバスケットボールNBAは、新型コロナウイルスの影響による約4カ月半の中断を経て30日(日本時間31日)に再開する。上位22チームがフロリダ州の複合施設に集まり、無観客で集中開催するための費用は160億円以上に及ぶ。

 ウィザーズの八村塁(22)は27日(同28日)、フロリダ州オーランド近郊で行われたレーカーズとの練習試合に先発。シーズン再開前の最後の実戦を、チーム最多19得点で締めくくった。

 再開初戦は31日(同8月1日)のサンズ戦。「僕らにもプレーオフ(PO)に行けるチャンスがある。ルーキーシーズンをしっかり終わらせて、次のステージに行ければいい」と意気込む。

 再開後に試合を行うのは全30チーム中、PO進出圏内の22チームのみ。各8試合をこなして順位を競い、POに出られるのは東西カンファレンス各8チームだ。東カンファレンスは上位6チームが確定済みで、ウィザーズは残り2枠をネッツ、マジックと争う。

 再開後のすべての試合は、フロリダ州オーランドの「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」のスポーツ複合施設内の3会場で、観客を入れずに開催される。

 選手たちにはシーズン終了まで施設内の複数のホテルに宿泊し、厳格に定められた滞在区域での缶詰生活が要求される。

 区域内に入る際には、PCR検査で2度の陰性が確認されるまで自室で自主隔離。滞在中も定期的に検査を受ける。いったん区域から出ると簡単には再入場できず、食事の出前を受け取ろうと区域外に出て、10日間も隔離された例が出ている。

 家族らが選手と会えるのは、8月中旬からのプレーオフ1回戦終了後。区域内に入れる人数は限られ、前後に数日の隔離生活が必要だ。

 シーズンは10月13日(同14日)までに閉幕する予定。米メディアによると、集中開催の費用は1億5千万ドル(約160億5千万円)以上にも及ぶ。八村は「これを成功させるため、NBAがどれだけ時間とお金をかけたか、すごくわかる」と感嘆。何事もスケールが大きい米国ならではの“巨大無菌室”で、熱戦が再び繰り広げられる。

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