阪神ベテラン勢“崖っぷち”能見も「危うし」 今季10試合で防御率7・04 - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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阪神ベテラン勢“崖っぷち”能見も「危うし」 今季10試合で防御率7・04

 阪神の崖っぷちのベテランは福留孝介外野手(43)、藤川球児投手(40)だけじゃない。中継ぎ左腕の能見篤史投手(41)も苦しいマウンドが続いている。

 29日のヤクルト戦(神宮)では、1点を追う6回に2番手で登板も先頭の塩見に被弾し、突き放された。昨季は51試合を任されが、今季は10試合で防御率7・04と精彩を欠く。6月30日の中日戦(ナゴヤドーム)では2四球と安打で塁を埋め、アルモンテにグランドスラムを献上。その後は雨天中止も重なり、7月15日まで2週間も登板機会がないなど、難しい調整を強いられている。

 昨オフの契約更改の場では「便利屋」宣言。不惑を超えてもフル回転を誓ったが、このままでは去就の話題さえ出かねない。他球団スコアラーは「今年は横振りで球の出どころがわりと見やすく、球の回転も違っている。そこそこ投げられてはいるが、体とボールのバランスが一致していないから、大事なところでの手痛い一発につながっている」と指摘する。

 ただ、幸いなことに、この日ベンチ入りした中継ぎ左腕は能見1人だけで、まだまだ希少価値は高い。勝ちパターンの一角だった岩崎は左肘の張りを訴え、昨季63試合に登板した島本も10月に左肘手術を受け、ともに2軍調整中だ。

 虎のベテラン勢では、藤川が不調で一時2軍落ち。ベンチスタートが目立ってきた福留は、親子ゲーム参加で1軍首脳陣へのアピールに成功し、出番を増やしている。能見も周囲が騒がしくなる前に、本来の姿を取り戻さなければらならない。 (山戸英州)

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