【中山徹 俺にも言わせろ】力んでもいい、ディンプル一点を注視する「不動の目」を - zakzak:夕刊フジ公式サイト

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力んでもいい、ディンプル一点を注視する「不動の目」を

 関東地方は、まだ梅雨明け宣言が出ていない。ヒグラシやアブラゼミの鳴き声が聞こえている。暑い夏が近づいているようだ。蒸し暑さも手伝って、少し動いただけで汗が滴り落ちる。それでも俺は今月末に開かれる「2020 ISPS HANDA コロナに喝!! シニアトーナメント 平熱枠決定戦 スーパーシニアの部」に向け、トレーニングに励んでいる。何せ、ホストプロだからね。毎日スクワットをしたり、ダンベルを上げたりして体力アップは順調だ。先日、通院先の主治医から「筋肉がついてきたね」とお褒めの言葉を頂戴した。

 練習場にも通い続けている。土日ともなると顔見知りの下手くそアベレージゴルファーが、俺の周りに集まって来る。いくら教えてもホントうまくなりやしない。それでも熱心にボールを打っているのは偉い。「適当に休憩して、水を飲めよ!」と俺は声を掛ける。ド下手連中のほとんどは、無駄な力が入りまくっている。だからダウンスイングで上体が浮き上がり、頭の位置も動いて軸がブレる。「ボールのディンプル一点をインパクトまで見続けろ!」「目が動くから体の正面で打てないんだよ!」。飛沫(ひまつ)が飛び散らない程度に俺は怒鳴る(笑)。

 力を抜けとは言わない。人間だもの、ボールを飛ばそうと思えば、力が入って当然。力んでもいいから、目をボール(ディンプル)にくぎ付けにすれば、頭も軸も動かない。目が動いてしまっては、アドレス位置にクラブヘッドを戻せなくなるんだ。目が不動なら体の正面でボールをとらえられる。インパクトを迎えてから体を左に回していくのがスイングの正解。それを勘違いして、体を回しながら打とうとするから、ボールを見続けられないんだ。だから、体が浮き上がり、軸がブレる。

 体の正面でインパクトし、ドライバーショットならゴムティーがブルブルッと動くのを見てから体を左にターンさせてクラブを振り抜くんだ。これでミート率は格段にアップする。とにかくディンプル一点を注視してインパクトする。

 どうだ、まさに目からウロコのレッスンだろ。決して二階から目薬の教えではないぞ。(構成=フリーライター・伝昌夫)

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